DURA ACE ペダル購入!!!!そして分解?!
僕は約一年間アルテグラの+4mm軸のペダルを使っていました。
そして、ずーっと
「別に4mm軸じゃなくてもよくない?」
という想いを胸に秘めながらも、特に不満は無かったので、今の今まで回し続けていました。(ペダルって高価ですしね……)
しかし、先日ついに!!!
あれこれ記して行こうかと思います。
見比べてみる
せっかくの買い換えなので
(中古です)
並べてみます。
並べてみると+4mmって意外と長いですね。
そして、軸の太さが全然違います。
デュラエースはめちゃマッチョです。
裏を観てみましょう。
パッと見は違いが分かりにくいですが、よく見ると、軸の太さ&長さが違いますね。
ベアリングが入っている場所と、ベアリングの形状が違うからでしょうか?
きっとそうでしょう。
回転を比べてみます。
アルテグラは「ヌルヌル」回る感じですが、デュラエースは「シャーシャー」回る感じです。
「こんなシャーシャーで大丈夫か??」
「グリス入ってないんちゃうか?!」
と不安になります。
程度のいい中古品でしたが、この期に分解してグリスアップしておくことにしました。
分解!の前に。
さぁやりましょう!!
しかし、分解、組み付けする為には
20mm、17mmのハブコーンレンチ(薄っぺらい厚み3mm位のスパナ)が必要です。
ってことでネットを徘徊。
17mmは色々見付けましたが、20mmがなかなか見付からなかったので、もう
自作します。
※このブログを書いている今、ネットで検索してみると、工具ガンガンありました。神隠しや!!!!
工具を作る。
こーんな金属の板を
工作機械(マシニングセンター)にセットし
プログラムを作り
厚みが3mmになるように削り、幅を17mm、20mmに削ります。
実際にペダルのナット部を当ててみて、幅のしっくり具合を微調整。
市販されている工具は色んな処理がされていて、カッチカチに仕上がっているので、ガタがあっても工具がナメることはありません。
寧ろ、扱いやすくする為、ガタが大きめに作られています。
しかし、こちとら生材です。
しっくり作らねば、すぐナメてしまう事でしょう。
※しっくり作った所で高トルクは掛けられませんが。
こうして、オリジナルの17mm、20mmハブコーンレンチが完成しました。
見た目はアレですが、使えればイイので良しとしましょう!
レッツ分解!
さぁ、準備は整いました。
万力にペダルを固定し、マイレンチを装着!
※外す時はハブコーンレンチではなく、普通のスパナやモンキースパナで全然大丈夫です。いや、寧ろそっちの方がやり易いです。
今までの工具を作った時間、脳内を駆け巡ったシナプス達が無に帰した瞬間でした。
何事も無かったかの様に、そのまま軸を元に戻し組み付けます。トンボ返りです。
組み付ける際は17mmレンチで玉当たりを調整し、20mmレンチを使ってグッとロックをします。
回転を確認しながらクルクル回していると…
っともう一段階奥へ軸が入り込みました。
ベアリングの玉のポジション的なアレで奥まで入っていなかったのでしょう……
再度ロックを緩め、奥までしっかり入った事を確認し、締め付けます。
無事元通りになりました。
使用感
滋賀、京都の秋の山を駆ける!前編 - マメとニンジン
滋賀、京都の秋の山を駆ける!後編 - マメとニンジン
の前に交換をしたので感想を。
アルテグラ(8000)+4mm軸との比較ですが、ノーマル軸に変わった事により、やはり自然なポジションになった気がします。
剛性感の違い、回転の良さ等の違いはぶっちゃけあまり感じられません!
踏み込んだ時にちょっとだけ固くなったかな?位です。
105(5700)→アルテグラ(8000)に変えた時は「なんじゃ!この違いは!!!!!」と震える程の変化を感じたのですが……
きっとアルテグラの完成度が高いと言う事でしょう!!
ただ、脱着の際の「パコッ」っと感がデュラエースの方がハッキリしていて気持ちがいいです。
↑のライド記事に左膝の裏が痛くなったと書いているのですが、恐らくこのペダルを変更したのが原因でしょう。
アルテグラに比べて、デュラエースの方がペダルの軸と面の距離が近いので、サドル高が上がったのと同じになるのです!
なので、少しだけサドルを下げ、様子をみているのですが、今の所膝痛は発生していません。
予算に余裕のある方はデュラエースを選んでおけば間違いないとは思いますが、予算をなるべく抑えたい方はアルテグラでも充分満足出来ると思います!
以上!読んで頂きありがとうございました。
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