十三峠で20分を切る方法。
一応↑の記事の続編です。
この前回のチャレンジ以来ずーーーっと、十三峠TTをしていなかったのですが、約一年後思いつきで挑戦しました。
三秒及ばず…
しかし!!
前回のPRの時はまぐれ感が否めなかったのですが、今回は実力感があったので、「次はイケる!!!!」と確信。
そして、3日後に再チャレンジ!!!!
8秒だけ更新
1年間で8秒の短縮と考えると…なかなか微妙な気がしたのですが、コンスタントに20分が切れる様になってきた感覚があったので、そっちの方が嬉しかったです。
十三峠で20分切りを目標とする、僕と同レベルの方々は多いんじゃないかと思うのですが、ネットで「十三峠 20分」とか調べても、攻略記事とか全然出てこないのです。
僕が十三峠TTで実践している攻略法。
20分を切る方法
を、ここに残しておきたいと思います。
※今から書くことは全て個人の感覚である為、「いや、それはちゃうんちゃう?!」て人もいると思いますが、暖かく見守ってください。
また、ガチ勢の方々は"小学校の運動会を柵の外から観る"ぐらいの感じで読んで頂けると幸いです。
準備
この攻略法にはサイコンが必要不可欠です。
どんなサイコンでもいいのですが……
・速度
・ラップタイム
・ラップ平均速度
・ラップ距離
が、確認できるこんなページを作ります。
(僕はbryton Rider 450というヤツを使っております)
ラップ機能がついていないサイコンをお使いの方はストップウォッチや、キッチンタイマーを用意すればOK!!
実は最近になってラップ機能の存在に気が付いたのです。
↓その前はキッチンタイマーを使ってました↓
もう大丈夫!救世主、時の番人「記録塗りカエル」 - マメとニンジン
攻略法
まず十三峠のスペックをご紹介しておきましょう。
距離 4.1km
獲得標高 374m
平均斜度 9.2%
最大斜度 13.5%
ヒルクライムカタログさん参照↓
十三峠 - ヒルクライム カタログ
ただ、この峠を全力で駆け上がればいいのですが…
ただ漠然と「全力で行け!!」と言われても、途中で集中力が切れてしまい、ダレてしまいます。
しかし、僕たちは"近くの見えている目標"は追いかけやすいのです!!
十三峠は3つのチェックポイントが存在し、大きく分けて4つのブロックで構成されているので、目標通過タイム、目標時速、などブロックごとに解説していきたいと思います。
Aブロック[スタート→①ヘアピンカーブ]
距離 1.12km
標高 85m
勾配 7.5%
Stravaセグメント名"十三峠前半"
スタート地点(大竹七丁目の交差点)を越えると同時にラップボタンを押し(キッチンタイマーを発動し)計測をスタート。
よくヒルクライムの攻略動画等で、最初から「ウリャアー!!」と行かないで、体力を温存しつつ一定のリズムで登った方がいいという話がありますが、
もちろん、温存する方法も試しましたが、それではPR出せませんでした。
初っぱちから玉砕覚悟で行きましょう。
序盤は勾配が緩いので、ここでなるべく平均速度を稼ぎ貯金します。
平均速度16kmぐらいで走り抜けましょう。
そして、①のヘアピンカーブを"4分20秒"以内に通過出来ればGOOD!!!!
Bブロック[①ヘアピンカーブ→②ヘアピンカーブ(中間地点)]
距離 1.04km
標高 118m
勾配 11.3%
Stravaセグメント名"第一ヘアピンから第二ヘアピン"
Aブロックは勢いで来ましたが、本当の戦いはここからです。
勾配がグッと上がり、Aブロックで貯めた貯速を崩していくクライムとなりますが、何とか時速10.5km以上を目標に踏ん張りましょう。
そして、
②のヘアピンカーブを"10分20秒"以内に通過出来ればGOOD!!!!
Cブロック[②ヘアピンカーブ→③水呑さん駐車場]
距離 0.82km
標高 80m
勾配 9.6%
Stravaセグメント名"第二ヘアピンのから水呑さん"
②のヘアピンカーブを越えると、コースの半分が終了!!
と、安堵した瞬間に勾配が緩くなるトラップが待ち構えているので、気を付けましょう。
気を抜いてトラップにハマると平均速度がグッと下がってしまい……
まだ戦いの最中だということを忘れず、Cブロック序盤の緩くなった勾配で再び貯速します。
時速11.3kmを目標に頑張りましょう。
そして、
③の水呑さん駐車場を"14分50秒"以内に通過出来ればGOOD!!!!
・Dブロック[水呑さん駐車場→ゴール駐車場]
距離 0.84km
標高 90m
勾配 10.6%
Stravaセグメント名"水呑さんからゴール"
③の水呑さん駐車場を越えると、最後の踏ん張り処。
ラストDブロックです。
ここで、戦意喪失してしまうとA、B、C、の頑張りがおじゃんになってしまいます。
③のチェックポイントを14分50秒以内に通過出来た方は、時速10.5km以上を意識しましょう。
最後は平均速度と己の鬼ごっこ。
平均速度が12kmを切ってしまう前に、ゴールまで逃げ切る事が出来れば…
もう一つ、忘れてはならない事があります。
駐車場に入ってしまいたい気持ちを抑え、トンネルまで走り抜ける事。
駐車場へ入ってしまった場合。
サイコンの種類によっては、"ゴールラインを越えてない"という判定になってしまう可能性があるのです。
僕は過去2回このミスを犯してしまい、発狂しそうになった経験があります。
これは絶対に避けないとイケません…
色々ごちゃごちゃ言いましたが、まとめると…
失敗しても大丈夫
最後に僕が一番言いたかった事を。
全力でチャレンジしてPR更新できなかった時はホントにガッカリしてしまいます。
僕は20分30秒の壁がなかなか越せなくて、ガッカリの連続で、心が折れそうでした。いや、折れてたのかもしれません
そんな僕と同じ"心がポキ夫君"に伝えたい事があるのです。
「PR更新出来なくても、失うものは何もない。」
そう。これは自己満足で行っている事。
記録更新出来なかった時は「あんなキツい思いしたのに…無駄だったのか…?」と、ガッカリしてしまいますが、特に失うものは何も無いのです。
寧ろ、"全力を出した事実"は、筋肉や精神力へと変わり自分へ返って来ます!!
いいトレーニングだったと思いましょう!!
そして、「タイムではなく、全力を出せたかが重要」という事。
20分を切れた所で、まだまだヒヨっこ。
もっともっと速い猛者達はゴロゴロといます。
そんな猛者達を意識すると、自分がちっぽけでショボい存在にも思えてきます。
では、速い人がカッコ良くて、遅い人はダサいのか?
一生懸命自分と向き合い戦っている人は、最高にカッコ良いと僕は思うのです。
イキって色々書きましたが、そんな僕は先日"前立腺炎"が発覚し、もう1ヶ月以上お山に登っておりません…
悲報。我"前立腺炎"になる。 - マメとニンジン
悲報。我"前立腺炎"になる。サドル探す編。 - マメとニンジン
弱体化してしまった自信がありますが、腐らずまたチャレンジを続けていきたいと思います。
この記事が誰かの役に立てれば本望です。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!!!
少しカタい記事になってしまいましたが…次回から全力でフザけます。
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