初ヒルクライム!初心者VS十三峠 再び
この日が来るまで。
ラレーが組上がったタイミングでニンジンに自転車を取りに来て貰い、ついでに「十三峠を一本登ろう!」と言う話で進んでいました。
RALEIGH CRN は今?!(後編) - マメとニンジン
自転車始めた初日に十三峠はかなり面白い展開になりそうです( ゚д゚)
たまたま僕が13日or14日に「丸1日走ってきても良いよ」と時間貰えることになったので、ニンジンに連絡をし、6月13日か14日はどうか??
そして、「自転車取りに来た際、ちょっとロングライドしてみないか?!」とニンジンに聞いてみました。
しかーーーーし、実は13日がニンジンの誕生日、14日がニンジンの奥さんの誕生日らしいのです。ジャストで被っとる!!!
と言うか、夫婦で誕生日が1日違いとはなんたる偶然………
しかーーーーーーーーーし!!!
実は、僕と僕の嫁の誕生日も1日違いなのです。
なんと言うシンクロニシティだろう。
これを知った時、小刻みに震えましたよ。
話を戻しますが。
さすがに夫婦の誕生日にチャリで走りに行くのはアレやろと思い「日を改めようか!?」
と提案したのですが、「昼過ぎぐらいまでなら大丈夫!」ということだったので、僕は考えました。
出来れば僕は折角なので丸1日を使いたい…
しかし、ニンジンのリミットは昼過ぎ…
自転車は早く渡してあげたい…
お互いが持ち合わすこれらの条件を擦り合わせていると、超名案が降ってきました。
それは
13日ニンジン始発電車でこっち来る。
↓
2人で自転車で大阪を出発。
↓
ニンジンの家の滋賀へ。(約70~80km)
↓
帰りは僕だけで帰ってくる。
名付けて
「ニンジン送迎ライド!」
これを提案したところ「発想が異次元やで!」と言われ、「非サイクリスト」と「サイクリスト」の距離感覚がズレている事に改めて気づきます。
しかし、
「絶対行けるで!なるべく平坦選んだら大丈夫!ロードバイクは凄い乗り物やねんで!!」となんとかニンジンを無理やり丸め込み励まし、「っしゃやろう!」と言うことになりました。
あとは、天気次第です。
迎えた13日
まぁだいぶ前から天気予報と睨めっこしてたので覚悟は出来ていましたがね!!!!!
ニンジンが次にこっちに自転車を取りに来れるタイミングは二週間後の27日らしいのです。
ニンジンは後二週間もの間、自転車デビューを耐えなければなりません。
それはもう、苦行です。
もう「めちゃめちゃトイレ我慢してて、やっと見つけたトイレが使用中だった。」ぐらいの感じです。
僕がとりあえず車で自転車を持っていって譲り渡し。
27日に再度自転車を車に積み込み、大阪へ来て貰い
13日、無事に自転車を受け渡しました。
そして、興奮していた僕は色んな物をニンジンにあげます。
(写ってないものもありますが)
- サイクルキャップ(タローなんとか)
- サイクルジャージ半袖×2(PRIME、Northwave)
- 指切りサイクルグローブ(エルゴグリップ)
- 薄手のサイクルタイツ(santic)
- サイクルソックス(Endura)
- ビンディングシューズ(Northwave)
- ボトル(ラファ)
大盤振る舞いですよ。高揚感が溢れてますね。
さらに、興奮していた僕は「写真を一枚も撮っていない」という、ミスをしてしまいました。
ポジション合わしたりとか、バーテープ巻いたりとかしたんですが( ゚д゚)
来る6月27日(土)
僕は本当にこの日の事を心待にしていました。
もう、半年ぐらいレジに並んだ気分ですよ。
色々ありましたが、やってきました当日です。
自転車を譲り約2週間が経ました。
ここでハッと思ったのですが、僕も自転車を買って二週間ぐらいで始めて初ヒルクライムで十三峠に登ったのです。
僕が始めてヒルクライムした記事
初ヒルクライム!初心者VS十三峠(過去編) - マメとニンジン
なんだかワクワクしてきました。
一つ心配があるのですが、ラレーは
リア 12-25
なのです。
初心者×初ヒルクライム×十三峠×25tはなかなかスパルタだと思いますが、この日の為にランニングで鍛えた心肺、ニンジンの生まれつき恵まれた大腿四頭筋に賭けてみましょう。
朝8時過ぎニンジンが僕の家に到着。
談笑しながらタイヤに空気を入れ、すぐさま峠へ向かいます。
ニンジンはアクションカメラをバッチリ取り付けています。
十三峠スタート
いざ!スタートです。
とりあえず、足付き無しを目標にニンジンのペースで登ります。
僕の心配を他所に、結構いいペースで登っていくニンジン。
凄いぞ!これがランニングの賜物なのか?!
それとも、幼少期から習っていた少林寺拳法の賜物なのか?!
マメの小話
小学2年ぐらいの時公民館?的な所で、少林寺拳法に励むニンジンを窓の隙間からこっそり観に行った記憶があります。
カッコいいなぁと思うと同時に、当時「得意な何か」を持っていなかった僕は、センチな気分になり。下を向いて帰った事を覚えています。
話を峠へ戻します。
ついテンションがあがって、お喋りになってしまった僕は
「今で大体1/6位!!今後何割まで来たか随時報告した方がええ?」
とニンジンに問いかけたところ、
「いや、マメが最初に登った時と同じ苦しみ味わいたいから言わんといて!」
めちゃめちゃカッコいい返事をするニンジン。
これが武士道精神というやつなのか?!
少林寺拳法の賜物です。
その後も、僕のお喋り攻撃を受ける度に
「バイクと違って景色をゆっくり楽しめんのがええなぁ!めちゃしんどいけど!」
「正直峠舐めてたわ!う○こ漏れそうや!」
等、ナイスコメントをくれるニンジン。
少林寺拳法の賜物ですね。
その後も黙々と黙って登るニンジン。
その後もしつこく話し掛けるマメ。
頂上付近、
今まで僕が「どう?キツイか?!」
と聞くと「キツイなぁ」と答えるニンジンですが、自分から泣き言は一切発しない、ニンジン。
少林寺拳法の賜物に違いない。
頂上の駐車場が見える少し前、興奮した僕は、
と、ホラを吹いてみますが。
「肌感でわかる!今このタイミングでそれを言うって事はゴールはもうすぐそこって事!明らかにマメのテンションも上がってるもん!」
そして、通常駐車場へインするのですが、本当のゴールである上のトンネルまで行くことにしました。
駐車場を左手に通りすぎた時、僕の中の何かが目を覚ましました。
そして
そう言ってトンネルまで全力で駆け上がる僕。
弱ペダごっこに付き合ってくれるニンジン。
ありがとう。
もう30を越えたおっさんだけど、凄く楽しかったよ。
そしてついに、
凄いですわ!!!!
見た感じ僕が初めて登った時より余裕を感じます!!!!!
もうええわ!
駐車場へ移動します。
登頂達成喜びの義。
そして、ニンジンのアクションカメラで撮ります。
二人で登頂を喜びはしゃいでいると…
隣で休憩していたダンディーなローディーさんが「撮りましょうか??」と声を掛けてくださったので、撮って貰います。
その後ダンディーローディーさんと少し会話し、すぐ下って行かれたのですがヨーロッパの選手か?と言うほど仕上がった体をしていました。
立ち去るダンディーローディーさんの背中を見ながら「脂肪が一切ないやん…」とニンジンが発しておりました。
とりあえず、峠に登ってみてニンジンの残体力と時間次第でその後どうするか決めようとなっていました。
話し合った結果、ニンジンは全然イケそうだったので、僕の出勤峠ルートを通り帰宅することに!
山ゲージ溜まったら、出勤峠! - マメとニンジン
そうと決まれば出発です。
いざ!フラワーロードへ!
十三峠駐車場を出てフラワーロードへ向かいます。
が!!
ニンジン初立ちゴケ?!
と思いきや、持ち前の反射神経でギリセーフ!
少林寺拳法の賜物です。あぁ言ってしまった。
進みます。
下ったら右へ!
いやしかし、アクションカメラを使っているとブログにも使いやすいのでめちゃ良いですね( ゚д゚)
フラワーロードを進みます。
僕の好きな橋です。
そして、迎えた激坂(プチくらがり峠)
「激坂あるけど行ってみるか??」
と聞いたところ、
「いきましょか!」
という事だったので、激坂チャレンジスタートです。
が、早々に停車するニンジン。
どうやら、ギアを間違えて重くしてしまったらしい。
僕は駆け寄り、今一度変速方法を復習します。
ニンジンが僕に聞きます
「これが軽くしぃーの、これが重くしぃー?」
少々クセのあるワードが飛び出しましたが、僕はギリスルーし「そうやで!」と、返答。
そして、激坂再チャレンジ!
画像でこの斜度伝わりますでしょうか?!
ニンジン、あともう少しの所で無念の停車!
「スピードが0なったわ。」
と言っておりました。
いや、自転車ほぼ初日でここまで登るんも凄いと思いますよ。
「なるべくもう登り無いルートでいこか!」
僕はそう言い進みます。
ゆるーい登りです。
下るとバンジーポイントです。
折角なので、とっくりつり橋へ寄り道します。
行っただけです。
橋を渡ったりはしません。
見てすぐ帰ります。
ここで、分かれ道。
直進の青谷方面か、右の蒲萄坂か。
また、少し登りです!
「なるべくもう登り無いルートでいこか!」
ゆーてたのに、ゴメンニンジン!
10%て書いてるけど、そんなあるかな?!って感じです。
ここでカッコいい女性ライダーさんに追い抜かれます。クールです。
のどか村到着!!
そのまま左折!!!
ここいらは道がすんごく悪く、落車と隣り合わせなので慎重に下ります。
蒲萄坂のゴール地点まで来ました。
少し談笑し、蒲萄坂を下ります。
気持ちいい!爽快です。
途中のポイントで撮ります。
すると、先ほどのクールな女性ライダーさんが下から登ってきました。
はっや!!!
あとは、そのまま下り平坦な一般道にて帰宅!
短いですが、楽しい楽しいライドでした。
ニンジンも楽しんでくれたようで良かった!
今後も色々一緒に走りに行こうと誓ったのでした。
最後はニンジンへのメッセージで締めさせて頂きます。
君は見事にMっ気のある性格&忍耐力で初ヒルクライムを難なくこなしました。素晴らしい!!!!
それもこれもきっと……
※アクションカメラで撮った動画は後日アップ予定ですので、仕上がったらブログにも張り付けようと思っておりますので、またご覧ください。
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