マメ家の小話 お風呂場にて。
たまにはロードバイク以外の事も書いていこうと思います。
僕(とおちゃん)
りーりー(長男五歳)
わーちゃん(長女三歳)
あっくん(次男一歳)
先日、上記の4人でお風呂に入っていたのですが、湯船の中で何やら揉め出すりーりーとわーちゃん。
りーりー
「とおちゃん聞いて!!わーちゃんがりーりーの事押した!!お風呂の中で押したら危ないやんな!!!!」
わーちゃん
「え?押してないで?」
僕の膝の上のあっくん
「ばーお。」
なるほど…
「お風呂の中で押したら溺れるからアカンで!!!!」と僕が教えた事をりーりーは覚えていたのでしょう。
りーりーはルールを重んじる、正義感溢れる性格なのです。
そして、一向に押した事を認めようとしないわーちゃん。
実を言うと視界の端で、わーちゃんが押すのが見えていたのですが、「押したやろ!!見てたで!!!」と捲し立てるのはちょっとアレなので、別の角度から攻める事にしました。
僕
「皆知ってる??嘘つきはドロボーの始まりやねんで。嘘をついてたらだんだんドロボーになっていくねんで……。」
りーりー
「え?じゃあ、だんだん白との黒の服になっていくん??」
多分りーりーの脳内に浮かんだヤツ↓
「これは面白い方向になってきた」と思った僕は、りーりーの話に便乗します。
僕
「そうやで…。だんだんこーんな(口の回りを指でなぞる)ヒゲが生えてきて、気が付いたらドロボーになってしまうんやで……。」
イメージ図↓
一気に静かになり、あっくんの「ばーお」という声だけがお風呂場に響きます。
胸に響いた表情の、りーりーとわーちゃん。
しかし、りーりーの表情がだんだん強張り………
目を見開き…
口を開きます…。
「とおちゃん…」
僕の顔をまじまじと見つめるりーりー。
「ヒゲ生えてきてるぅぅ!!!!!!!!!!!!」
と叫ぶわーちゃん。
「カーイヤー!!!!!!!!」
謎の言葉を叫ぶあっくん。
僕の無精髭をドロボーと思った子供達は、
一時のヒゲパニックを楽しんだ後、
みんな落ち着け!!
これは大人のヒゲやから大丈夫や!!!!
と皆をなだめ、お風呂に平穏が戻りました。
いや~ゾンビに噛まれた位のパニックでしたね。
皆様も、嘘をついたらヒゲが生えてくるのでご注意下さい。
嘘つきはドロボーの始まりよ!!!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また、ちょいちょいこの「マメ家の小話」を書いていこうと思います。
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