金蔵寺から北摂を巡る、紅葉ライド!!後編

前回の続きです。

香らん珈ろんを出発した僕達は再び走り出したのでした。

猪ノ子峠

次の目的地へ向けて走ります。
爽快な下り坂を走っていくと………るり渓のリゾート地?が出現。

…

道を間違えたっ!!!!

神妙な面持ちで「すんません。道間違えました。」とお兄に伝えると、

「そーなん?全然えーで!戻る?」

と、広い心で受け止めてくれました。

アニキーっ…!!!!

先程、軽快に下ってきた道を登り、再び香らん珈ろんの前を通過します。

真逆に進んでたね!!!!
方向音痴にも程があるぜ!!

長い下りを終えると、見覚えのある景色が……。

これは……。

さっき通った道だ!!!!

急に舞い降りた「世にも奇妙な物語」みたいな展開に困惑しながらマップを確認すると…

ぐる～っと一周していました。

「北摂の山に囚われてしまったのか?!」と思いましたわ。

茨木能勢線(4号)を走っていきます。

ここから登りです。

下を見下ろすと、素晴らしい景色!!

そして、道はダートに。

実はこのライドの前日、

「ルートは任せるけど、タイヤ滑りそうな程の激坂とダートはやめてな!!笑」
とお兄に言われていたのです。

僕は再び、神妙な面持ちを携え

「すいません。ダートです。」

と伝えます。

すると、なんともアンニュイな表情で

「おぉ～。」
と答えるお兄。

…

勢いを増すアドベンチャー感。







勢いを増す
僕の神妙な面持ち

もう、僕の神妙な面持ちは上限に達してしまったので

「ちょっと先見てきますわ!!!!」

と、前へ飛び出したのでした。

ダートとお兄。

その後、何事もなくコンクリが現れ一安心。

森を撮ります。

森を撮るお兄。

看板があったので、振り返ります。

デコボコて!!!!

ここは

猪ノ子峠というらしいです。

アドベンチャーを感じたい方は是非に!!

そのまま野間出野一庫線(604号)と合流し、暫く走ると目的地に到着しました!!!!

野間の大けやきです。

野間の大けやき

野間の大けやきに到着しました。

でけぇ!!!!

大けやきを撮るお兄。

デカすぎて、全貌を収める事が出来ません。

説明の看板。

凄い生命力を感じる……!!!!

お兄と共に、大けやきを仰ぎ見ながら

「あそこ見てください!!あのコブなんなんすかね?!」

「あ～!!あれやろ?!」

という小学生みたいな会話をしていると、お兄を越える薄着なソロライドローディーさんが着弾。

小刻みに身体を震わしながら
すーごいシーシー言ってます。

その様子を目撃したお兄は、

「めっちゃ気持ち解るわぁ……。今日寒すぎやしな…。」
と呟いていました。

皆様。
畳めるウィンドブレーカーはマストバイです。

妙見山へ!!

野間の大けやきから沢山チャクラを吸収したので、次の目的地。

妙見山へ向かいます。

妙見山は有名で、南から登るのが一般的なヒルクライムのコースなのですが、僕たちは今!!!!
妙見山の北西に居る!!!!

こちらの方角から行きます!!!!

茨木能勢線(4号)を走って行くと、早速登りが始まります。

野間峠(西側)です。
距離 3.25km
標高 260m
平均勾配 8.3%
(ストラバセグメント調べ)

淡々と登って行きます。
九十九折が、ザ・ヒルクライムって感じで凄く良いですね。

登るお兄。

ヘアピンカーブ。

ブログを書いている今知ったのですが、この峠の途中に

しおき場跡(戦国時代の処刑所)
という関西最恐レベルの心霊スポットがあった様です。

今知って良かったぁっ!!!!

野間峠(西側)のゴールの野間トンネル。

トンネルをくぐるお兄。

この野間トンネルもしおき場跡とセットでスポットらしいです。

↓参照↓

トンネルを抜けると右折し、国崎野間口線(605号)へ入ります。

良い感じの山道を登っていくと、妙見山の正規ルートと合流。

頂上までは後少し!!

このタイミングで紅葉の写真を一枚も撮ってない事に気が付き、慌てて撮ります。

才能の欠片もない写真だ!!

妙見山ゴール!!!!

自撮りスタンドが設置されていたので、使ってみます。

この写真を撮った直後。
僕のスマホは最後の力でブルッと震え、力尽きたのでした。(バッテリー切れ)

石碑と自転車。(お兄撮)

さぁもう後は帰るだけ。

さっさと帰ります!!!!

北摂を去る!!

妙見山の正規ルートを下って行きます。
途中の景色が良いところでパシャリ。

妙見山のスタート地点まで降りてきました。

マップを確認します。
淀川まで最短距離っぽい、高山と言う山を越えるルートをチョイス。

途中で紅葉ショットを撮っておきます。

高山を下ると突き当たりT字路。

右へ行くと、箕面の滝。
左へ行くと、勝尾寺。

しかし。
僕達を強制的に勝尾寺方面へ誘導するガードマンの群れ。

僕達に道を選択する権利は無いのです。

今回のライドで。
二人共、北摂に初上陸と言うことでお兄に

「北摂で行きたいとこありますか?」
と聞くと、
「勝尾寺!!」と言っていて、ホントは金蔵寺から山を走った後、一旦山を下り、西田橋から勝尾寺ヒルクライムしよう!!

という流れだったのです。

しか～し!!!!

このライドの数日前、なべさん(マイ自転車フレンド)と十三峠を登ったのですが。
↓これ↓

この時、

「今度初めて北摂いくんすよー!!勝尾寺も行こうと思てるんです!!」という話をなべさんにすると、「このシーズンは勝尾寺規制かかるよ!!」

と教えて貰い、ライドの後に画像と共にメッセージで解説してくれたのです。

勝尾寺ですが西田橋から上って妙見山までとなるとこの青い矢印のルートになりますが、9時過ぎると赤丸で囲った約1キロが交通規制で自転車を降りないといけない区間になります！

なんて解りやすいんだ。

そんなこんなで勝尾寺はパスしたハズなのですが、

我々は勝尾寺に向かっております。

勝尾寺が近付くにつれ、車&歩行者の数もどんどん増えていき、いよいよ勝尾寺を通過する頃にはとんでもない渋滞になってました。

ユニバかと思たよ。

その後の下りもなかなかの渋滞で爽快に進む事が出来ませんでしたが、前の車のモニターで「クレヨンしんちゃん」が再生されていたので、退屈する事無く下山する事が出来ました。

ありがとうアルファード。
タスケテケスタ!!!!

帰路。

勝尾寺を下り、町へ出た僕達は腹ペコになっていました。

香らん珈ろんで特盛にしなかった念もまだ残っていたので、

「ラーメンを食べよう」
という事に。僕の一方的な強き思い

お兄は171号線でそのまま京都へ帰るので、「解散ポイントまでにまぁラーメン屋ぐらいあるやろう」という思考の元、自転車を走らせる事数十分…………

解散ポイントに到着。
浅はか。

しかし!!!!
どうしてもラーメンが諦めれない僕はお兄に交渉!!!!

そして!!!!

「えーで!!」
という返事を獲得し、Google Mapで「ラーメン」と検索し、イイ感じのラーメン屋を発見!!!!
町の中をくねくねと進みやっと到…
閉まっとる!!!!

うちひしがれる僕を見たお兄は、

「淀川まで一緒に行くわ!!」

と、ルートを変更してくれました。

アニキーっ!!!!

「淀川までの道中で、なんかあったら食おうぜ!!」と自転車を走らせる事数十分、視界の端っこにチラッと見えたラーメン店を僕は見逃しませんでした。

鶏炭焼らーめん専門店
田村屋さんです。

鶏炭焼ラーメンが僕の目の前に舞い降りました。

もう、至福に旨い。

それはもう「あぁ。」とか「おぉ。」とか言いながら美味しく頂きました。

ラーメンの上にのっている炭火焼き鶏の風味がちゃんとラーメンとマッチしていて、初めての味わいでした。

御馳走様でした!!!!

ラーメン屋を出ると、すぐお別れポイントに到着。

お兄は京都。
僕は大阪東部へ帰って行ったのでした。

今回の記録。

感想

初めての北摂!!!!
今回は国道的な道をメインで走行していたので、僕が好きな林道は無かったのですが、それでも充分楽しむことが出来ました!!

そして、香らん珈ろんは皆が通うのに納得の居心地の良さでした。

野間の大けやきはロードバイクを始める前から行ってみたかった場所だったので、大満足!!!!
野間峠～妙見山もかなりイイ雰囲気でしたね。(オバケ怖いからもう行かんと思いますが)

勝尾寺もシーズンじゃない時にちゃんと登ってみようと思いました!!

あと、相変わらずお兄のタフさには驚きました。
ロードバイク始めて9ヵ月で獲得標高約2400mはなかなかシンドいと思いますが、ネガティブな言葉を発する事無く淡々と登っておりました。

やっぱタフガイやわ。

このライドは11月下旬に行ったのですが、ここ最近プライベートで色々な事件が勃発し、ブログに注力出来ないでいました。

もし、楽しみにしてくれている人が居たら
ホントにすいませんでした。

言いたいことは山程ありますが、かいつまんで言うと………

僕の大好きな「クールランニング」というボブスレーの映画のラストシーン。
まさかのゴール手前で転倒するも、皆でボブスレーを担いでゴールするという名場面があるんです。

そんな気持ちで生きてゆこう。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!!!

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