ゲリラで善峯寺ヒルクライム!!!!!
最近嬉しい事がありました…
それは…
最高じゃないか。
身内にサイクリストが誕生するなんて…
最高じゃあないか。
ロードバイク購入から約三週間が経ち、遂に納車が完了!(長っ…!!!!!)
そしてその一週間後、家族皆でお兄の家に遊びに行く事にしました。
お兄の家到着。
お昼過ぎにお兄の家へ到着。
暫しの談笑があり、早速自転車をじっくり見に行く事に!
KhodaaBloom FARNA DISC TIAGRA
※自転車が反対向きですが、家で保管する場合はこの向きの方がチェーンやディレイラーが壁側になるので、服が引っ掛かったり、汚れる心配が無くなるので良いんじゃないか?!最高なんじゃないか?!そんな事をふと思ったのでした。
話しを戻しますが、
自転車を購入するまでの間、ほぼ毎日連絡を取り「あの自転車が良いんじゃないか?!」「これはどうか?!」と話し合って来ました。
そして、納車までの長い期間、まるで自分の自転車が納車されるかの様にワクワクして待っていたので、実車を目にするとめちゃめちゃ嬉しいのです。
既に愛着すらありますぜ。
この日の午前中に初めての50kmライドをしてきたお兄。
ダートも走ったらしく自転車が汚れてしまったので洗車しながら駄弁る事にしました。
その間に僕は「最近自転車買いました!」感が溢れ出ているこのパーツを外します↓
その事実をお兄に伝えると、
と言っておりました。
スプロケットとホイールの間に付いている謎の透明プラスチックカバーも外したい所ですが、工具を持ってくるのを忘れた為、これは次回にお預けです。
そして、お兄の撮る自転車の写真が左向きばかりだった為
と教えてあげると、またまた
と言っておりました。
これからは色々早めに言っていこうと思います。
洗車が完了し、再び家の中へ。
その時は突然に!!!
リビングで談笑していると、お兄の自宅近くの善峯寺の話に。
※善峯寺とは京都市西京区の山にあるお寺で、道中の坂が自転車乗りのヒルクライムスポットとして有名なのです。
京都・西山 西国第二十番札所 善峯寺
ロードバイクを納車した翌日。
初ヒルクライムで「善峯寺」に挑戦するも、急上昇する心拍に身体の危機を感じ、途中で帰って来たお兄。
どれどれ善峯寺のスペックを拝見致しましょう。
どうやら、前半と後半に別れているようです。
まずは、
距離 2.5km
標高 220m
平均斜度 8.8%
最高斜度 約25%?
難易度A
(関西ヒルクライムTTより)
善峰寺(前半): 関西ヒルクライムTT 峠資料室
これは……なかなかですなぁ………
そして…
善峯寺(後半)
距離 1.2km
標高 174m
平均斜度 14.2%
最高斜度 約30%?
難易度S
(関西ヒルクライムTTより)
善峰寺(後半): 関西ヒルクライムTT 峠資料室
初ヒルクライムで行くような峠じゃねぇぞ!!お兄!!!
モンスターハンターをやっているお兄に解りやすく説明をすると、初期装備でいきなりティガレックス(善峯寺前半)と戦ってから、クシャルダオラ(善峯寺後半)に挑むぐらいの感じです。
(MHP2Gしかやった事ないですが。因みに僕は弓一筋でした。)
嗚呼…自転車を積んでこれば良かった…
そして、善峯寺への想いがMAXに高まってきた僕は
「なんやったら、もうお兄のバイク借りて今から登りに行きたいですわぁ。」
と、半分冗談、半分本気で交渉に入っていました!!
すると……
「全然えーで!!!!!貸すし、行ってくるか?!」
と目を輝かせ答えるお兄!!!!!
キタァァ!!!!!
僕の目の前に虹色の橋が掛かるのが見えました。
しかーし!こちとらジーパンにパーカー!
ヒルクライムへ行くにはちょっとキビし
Tシャツ、パンツ、靴下、靴、以外全てお兄装備です。
と言うわけで、急遽善峯寺への挑戦が決定しました。
いざ!!善峯寺へ!!!
お兄のバイクのハンドルにはスマホホルダーが付いています。
せっかくなのでスマホをセット!!!
※実は初めて使います。
初スマホホルダーですが、コレ最高じゃないか。
スマホでGoogle Mapを表示しながら、善峯寺を目指します。
一切道に迷う気がしません!最強です!
※当たり前ですが。
お兄装備は上下ワークマンで買ったらしいのですが、
今度ワークマンへ見に行きたいと思います。
あっという間にスタート地点に到着。
最初は広めの道で勾配も緩くスイスイ進んで行きます。
思っていた感じと少し違って、「こんなもん?!全然やん?」
と、拍子抜けなティガレックスを登って行きます。
が?!
グッと斜度が上がります。
同時に心拍数も上がります。
なかなかやん?!
グッと上がった斜度を前にして、ある事を後悔していました……
それは、サドルを上げなかった事です。
お兄は小柄で、僕の自転車より恐らく5cm~10cmぐらいサドル高が低いのです。
お兄は
「サドル上げてもええで!サドル高書いたやつ控えてあるから!」
と言ってくれたにも関わらず、
「いや、たぶん大丈夫っすよ!!」と断っていたのです。
ちょっと走った感じ全然イケそうだったんですがね…
ですが、もう善峯寺の戦いは始まっているのです!!!
この言葉を胸に登ります。
徐々に民家が少なくなってきました。
右手に「よしみねの里」というお土産屋さん?が出現。
看板娘ならぬ、超デカイ看板犬が鎮座しております。モフモフしてぇ。
このよしみねの里を越えると一気に森感が出てきます。
気持ちい山の中を走り、善峯寺前半の終盤に差し掛かります。
距離 0.46km
平均勾配 16.9%
です。
しかーし!!!!!
暗峠に挑戦してからまだ1ヶ月も経って無い為、全く気圧されること無く登れます。
KURAGARI MAGIC!!!!!!
いや、ホント一度暗峠へ行くと暫くの間、体内斜度センサーがバグってしまいます。
ですが、身体が強くなったワケではないので、しっかりとハァハァしながら登ります。
↓暗峠の記録↓
https://peasandcarrots.hatenablog.com/entry/2021/02/19/052705
善峯寺(前半)がAランクな理由はこの終盤の激坂にあると確信しました。
終盤は殆どサドルに座ること無く、前半ゴール!!!!!
善峯寺後半戦!!!!!
前半をゴールした僕はテンパっていました。
Google Mapを開いているのにも関わらず、
完全に下調べ不足です。
ゲリラなのでしゃーないって事にしましょう。
とりあえず、善峯寺の駐車場へ入って行きましたが、完全に違う気配だったので、引き返します。
※足を付いてしまうとチャレンジが無に帰すので注意します。
駐車場を出ると、
これなのか?!かなり不安ですが、Google Mapをみる限り正解っぽいです。
凄い九十九折を登っていくと、マダムハイカー集団が出現。
軽く会釈し九十九折を登ります。
道なりに進むと、目の前に現れた巨大な門が。
道間違えたか?!
途中分岐があったが、完全にハイキングコースっぽい雰囲気!
たぶんそっちは違う!
もう一個下の九十九折にも同じような門があった!
これは、獣避け的な門か?!
まさか、自分で開けて進むのか?!
色々な思考が巡りテンパった僕はとりあえず、下へ引き返します。
すると、先ほどのマダムハイカー集団が!
声を掛けてみることに。
僕
「すいませーん!これって上の門自分で開けて進んで行くんですか~?!」
マダム(困惑気味)
「?!上にず~っと道続いてるでしょう?!」
僕
「門じゃないんですか?!」
マダム
「門?ず~っと道続いてるから~!!」
僕
「わかりました~いってみま~す。ありがとうござま~す。」
そして、僕は再び激坂へ。
この時マダムはこう思った事でしょう。
「門?何を言っているんだコイツは。」
そして、
「何故、自転車から降りないんだコイツは。」と。
マダムにサヨナラを告げ、再び上へ。
どうやら、ハイキングコースっぽい方が正解の様です。
今考えると、
ハイキングコースっぽい道へ入ると、九十九折も暫くお休みで斜度も落ち着きます。
この間にシッティングで身体を休めます。
いや~イイ雰囲気だ。
森林浴を楽しみながら初めての峠を満喫します。
これだからヒルクライムは最高なんだよ!!!!!
いつも思うのですが、僕は
再び九十九折が出現。
恐らくここからがラストスパート。
斜度を増す九十九折。
キッツぅ!!!!!
だがしか~し!!!!!
気圧されることは無い!!!!!
KURAGARI MAGIC!!!!!!
気持ちは負けませんが、身体は確実にダメージを受けているので、ハァハァの次のステップである
アァ~アァ~
そして、その声がどんどん真栄田さんへと近付いてきました。
暗峠に挑戦した際、心肺が限界を突破、呼吸器にダメージを負い、声がスリムクラブの真栄田さんの様に変化したのです。
↓参照↓
https://peasandcarrots.hatenablog.com/entry/2021/02/19/052705
「完全究極体真栄田さん」へと進化を遂げる寸前になんとか登りきりゴール!!!!!
ゴール地点付近でパシャリ。
自分の自転車かのように撮ります。
お兄に写真&「とりあえず、今ゴールしました!」とLINEで送信。
が!!圏外で届かず!!!!!
善峯寺下る!!!!!
下った瞬間に思いました、
ちゃんとディスクブレーキを体験するのは初めてだったのですが、めちゃめちゃ安心感があります。
カッチリしていて、常に安定していて、握力もリムブレーキの半分位で済みます。
やはり、次はディスクなのか……そうか…
登りの時は写真を撮る余裕が無かった為、下りながら撮ることに。
イイ雰囲気でぁ。
ここが恐らく最高斜度九十九折か?!
下っていると…
怪しい脇道を下って行きます。
今までの激坂九十九折を越える激坂です。
想定外ですが、行くしかないでしょう。
このままお寺まで行き、他に抜け道が無ければ……
この激坂を再び登る事になります。
お寺に到着。
とりあえず絶景を納めます。
お寺を出て抜け道を探しますが……
撮ります。
この写真の左上に熊注意の貼り紙があるのですが、とても恐ろしい事が書いてあり、震え上がった僕は、大人しく再び激坂へ向かいました。
ここは大人しく、歩いて登りました。
ビンディングシューズじゃなくてホントに良かったです。
Stravaセグメントによると、
抜け道が無いのに、Stravaのセグメントが存在すると言うことは、この坂を目的に来る人がいるってことですよね?
なんとか元の道に復帰。
下りながらチラッと見える絶景。
イイ道だ。
もう、民家の辺りまで来ました。
下りは早いですね…
一生懸命登ったこの山も、下りは一瞬です。
この前テレビで「砂で描くリアルな絵のアート」みたいな特集がやっていたんですが、出来上がったら最後はバラバラに崩すらしいのです。
バラバラに崩す所まで全部含めてアートという考え方らしく、一生懸命完成させたアートを一瞬で無に帰すという意味では、ヒルクライムも同じなんじゃないか?
帰宅。
帰宅するとお兄が出てきてくれたので、
と告げると
と言ってくれました。
その後、お風呂と夜ご飯をご馳走になりました。
お兄の奥様が唐揚げとハンバーグを作ってくれたのですが、激ウマでもうアレでした。大きいハンバーグ2個食べました。
善峯寺の感想
確かに、前半Aクラスと後半Sクラスってのは納得です。
同じSクラスの「交野山」って所も登った事があるのですが、交野山の方が少しキツいかなと思います。
途中道を間違えて駐車場へ入ったり、道を引き返したりしたのでそれが休憩になっていた感じもあるので、次はちゃんと挑戦したいと思います。
次は自分の自転車で!
後半はアドベンチャーなオマケって感じで、普段トレーニングとして登るには前半だけで充分じゃないかな?と思いました!
あんまり激坂過ぎても練習になりませんしね!
峠の雰囲気としては最高でした。
最後に
親族でワイワイする中、突然のヒルクライムを了承してくれた家族全員に感謝です。
全部貸してくれたお兄にも感謝で一杯です。
話を一番最初に戻しますが、とうとうロードバイク購入に踏みきったお兄。
購入するまでめちゃめちゃ悩んでいましたが、一歩踏み出しサイクリングの世界へ入ってきた事。
僕はホントに嬉しく思います!
そして、ここ半年位の間で自転車の話題を通して、お兄との距離がかなり縮まった感じがして大変嬉しいです。
お兄の家の最寄り峠は善峯寺と、かなりスパルタな条件ですが、前半だけでも登り切れる様になれば、めちゃめちゃいい練習スポットなこと間違いなしです。
前半だけでもちょくちょく登っていると、確実に身に成っていくハズ!
これから一緒に色んな所いきましょうぜ!!!!!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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