早朝嵐山ライド!
先日、嫁が突然
と、時間をプレゼントしてくれ、ちょっくら走って来ましたので、記します。
夜8時に突然の時間を獲得した僕は、
と言う漠然とした思いを抱き、眠りに着きました。
朝4:30起床。
子供達はまだ夢の中。
この時間帯の子供達は「物音センサー」が研ぎ澄まされており、一度でも大きな音を立ててしまおうモノなら、目を覚ましてしまうのです。
全てのモーションを6割位のスピードに落とし、忍び足で前日に仕掛けられた罠(おもちゃ)を掻い潜り、準備を進めながら目的地を考えます。
とうとう目的地が決まらず準備が完了してしまったので……
ええぃ!嵐山だ!
困った時の嵐山だ!
忍者は安心、安定、信頼の嵐山へ行くことにしました。
出発
ジャスト5時に家を出発。
コンビニでパン二個とドリンクを購入。
サドルバッグにパンを詰め込ん
パンが入らぬ!
どうやら、パンの袋に入ったエアーが邪魔しているようじゃ。
そんな時は、ハッ!
少し無理やりじゃが、なんとか収まったようじゃの。
※ちょっと忍者やりたかっただけなので、ここで捨てます。
淀川のサイクリングロードへ向けて、自転車を走らせます。
淀川サイクリングロード
淀川に到着しました。
しかし、このタイミングで小雨が降りだします。
「あれっ?天気予報0%やったやん?」
0%でも降る事はあるのでしょうか?
夏の天気には気を付けないとイケませんね。
橋の下で雨をやり過ごそうかと立ち止まりましたが、もう行くことにしました。
インザ小雨!
淀川サイクリングロードはやっぱり走りやすくていいですねぇ。
軽快に気分よく進んで行きます。
ここで前方にローディーさんが出現。
自分より明らかにペースが遅い場合は抜かして行きますが、微妙なラインの場合あるじゃないですか?
そー言う時は、とりあえずついて行くのが僕のジャスティスなのです。
少し間隔を開けてついていきますが、僕より少し速いかな?位のペースだったのでなんとか千切れない程度に頑張ってみます。
しかし、僕の存在に気が付き千切りにかかるお兄さん!
ついに、姿が見えなくなってしまいました……
情けねぇ…修行が足りませんね。
お兄さんに千切られぬよう必死だったので、あっと言う間に御幸橋到着。
ここからが僕の一番好きなゾーン
桂川サイクリングロードです。
御幸橋から嵐山へ
さくら出会い館はスルーし、川沿いを流します。
道幅は狭く、めっちゃ走りやすいって事も無いのですが、好きなんですよねぇ。
なんで好きなのか分析してみた結果、わかりましたよ。
この道は、人々の生活が垣間見えるんです。
この哀愁のある感じがイイ。
ってやつです。
最近は「エモい」という言葉をバンドマン以外も使うようになったらしいですが、僕らの使う「エモい」とはちょっと使い処が違うみたいですね。。。。
そんな事を考えながら「ぼーーーっ」と走っていると、橋をくぐる為の脇道をスルーしてしまい、道路にぶつかります。
おや?
自転車を止めたローディーさんが地面をライトで照らし、何かを探しているようです。
道路を渡り、勇気を振り絞り話しかけてみます。
僕
「なんか落とさはったんっすか??」
ローディーさん
「ハイッ?!」
(誰やねんコイツ!)
僕
「なんか落とさはったんっすか??」
(ボリュームを少しあげてもう一度)
ローディーさん
「ミッシングリンクがブッ飛んでしまって…笑」
※知らない人に説明
ミッシングリンクとはチェーンとチェーンを繋いでいるパーツ。
つまりこの方は今、走行不可の状態なのである。
ちゃんとハマって無かった、
何度も使い回していて痛んでいた、
などの可能性もありますね。
いやしかし、ミッシングリンク持っていれば良かったですわ……
そして、
そう言い、ポケットから金色のKMCのそれを取り出し、黙ってローディーさんの手に握らせ、クールに立ち去る。
そんな男に僕はなりたかった。
まだ朝の7時台だったので自転車屋も開いてない……
「適当に時間潰して自転車屋行きます!」
と笑顔で答えるローディーさん。
力になれず悔しいっす。
そんなエモを抱えた僕は嵐山へ自転車を向けます。
嵐山
午前7:20
桂川&ミッシングリンクのエモを浴びながら嵐山へ到着。
イイ感じのベンチを確保。
記念にパシャリ!
そんでもって、靴を脱ぎ、ベンチでくつろぎます。
あっ!そうそう買っていたパンを食べ
忍法「真空の術」を使ったが故のエクスプロージョンですね。
僕が排除したエアー達はパンを守る為のモノだったようです…
爆発したパンのアンコに気を付け食べます。
うまい!!!!
安定のセブンイレブンです。
ほとんど人がいない渡月橋を眺めパンを食べるのは気分が良く大変満足したので、帰ります。
帰り道。
サラバ嵐山。
ハンドサインをくれる紳士なお兄さんに遭遇。
暫く一緒に走ると「ドラマ」が生まれそうな予感がしましたが、お兄さんは木津川方面へ行かれました。残念です。
淀川サイクリングロードを走ります。
風に叩き潰された事があるこの道。
今日は風が大人しくて一安心です。
順調に帰路を進んで行きますが、このまま帰るのも時間が早いし、ドラマチックに欠けます。
「そうだ。甥っ子に電話しよう。」
電話をしたところ、「家にいるよ」とのことなので、ルートは少し外れますが、甥っ子(妹の息子、小6)に会いに行く事にしました。
到着すると、家の外まで出てきてくれていました。
色々喋っていると、外の気配に気が付いたパパが出現。(妹は不在でした)
三人でお喋りします。
そんな中、パパが言います。
パパ
「俺らも自転車で嵐山行ってみようか?!」
「というか、今から○○(甥っ子)も○○(僕)に着いてって帰ったらええやん!帰りは車で迎えに行ったるわ!」
パパの突然の突飛な提案に僕も賛同し、
「ええやん!行こうや!」
と甥っ子を誘ってみた処。
「行ってみる!」
とやる気になった甥っ子。
決定しました。
甥っ子と自宅まで帰るサイクリング
午前9:20
サッと準備を済ませ、スタートです。
甥っ子は、6段変速のミニベロ的なオシャレな自転車で挑戦です。
淀川サイクリングロードへ!
甥っ子は、家から近いのに意外とこの道を走ったことが無いらしく、
とゆーてました。
そして、テンションが上がってきたおじさんは甥っ子をパシャパシャ撮ります。
凄くイイ写真だ。
淀川を離れ一般道へ。
スタート時に500mlのペットボトルを買った甥っ子でしたが、もう空になってしまいました!
再び飲み物を購入し、少し低かったサドルを調整し再スタート。
フロントのギアをインナーに落とし、時速20kmを越えないように気を付けながら、帰路を走ります。
ゴールが近付くにつれ、険しい表情になっていく甥っ子。
それでも、文句や泣き言は1つも言わず着いてくる甥っ子。
おじさんは感動しているよ。
走破
午前11:10
約20kmの距離を甥っ子と走破し、自宅到着。
甥っ子はヘロヘロになっていました。
とりあえず、お風呂に入り汗を流します。
男二人で仲良く入浴しながら、
「どうやった?」
「楽しかったか?」
など、会話を交わします。
お風呂から上がると、嫁がお昼ご飯を準備してくれていたので、がっつき食べます。
相当腹が減っていた様で、めちゃくちゃ食べる甥っ子。
それを眺めながら「大きくなったなぁ」と小さかった頃を思いだし、心がポッと暖かくなるのでした。
昔憧れた「ジョーイおいたん(海外ドラマフルハウスより)」の様に僕はなれているだろうか?
また走ろうぜ!甥っ子よ!
午前中に色々なドラマがあった嵐山ライドでした。
最後にこの日の記録を。
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