マメとニンジン

ロードバイクと僕

早朝!サクッと滝畑ダムへ!?

6月21日(日)
前日の土曜日に引き続き、早朝に目覚めたので(5時過ぎ)走りに行くことに。
老化かな?
↓前日の記事です↓
早朝!朝のポタリング! - マメとニンジン


今日は、平坦をバーっと走りたかったので、石川沿いで滝畑ダムへサクッと行くことにしました。


本日のリミットは午前10時。
出発時刻5時43分。
大丈夫。全然行けるハズだ。
去年、三時間半でサクッと行けた経験がある!



水に溶かすVAAM2袋と昨日と同じくカロリーメイトのパチモンみたいなヤツ1袋をポッケに詰め込み家を出ます。

途中の自販機にて水を購入。
VAAMの粉と調合します。



ローディー達の溜まり場憩いの場、柏原リビエールホールまできました。
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高校時代によくここでバンド練習をしましたねぇ。
めちゃくちゃ安いんすよ…受付のおばちゃんもめちゃ好い人でした。元気かなぁ?

石川サイクリングロード

正式名称は南河内サイクルライン?へ突入します。
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相変わらず道が悪く、ガッタガタですが、好きな道です。
見晴らしの悪いカーブ等もあるので、衝突注意ですね。


石川サイクル橋を通過。
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しばらく進むと石川沿いから離れ、民家の中を進みます。
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ハプニング

河内長野駅を過ぎた辺りの交差点で、信号待ちをしていた所、ガチっぽい二人組のローディーさんが右から左へ通過。
すぐ青になったので僕も左折し、暫くの間ついて行く形になりました。

そして、信号待ちの時にマップを確認したところ

うん。道間違っとるね。

安定の迷子です。
先行く二人組の安定感に吸い込まれ、着いてきてしまいました。

修正にかかりますが、正規ルートへ復帰するには「ちと距離がある&なんかつまらないなぁ」
そんな事を思いながらマップを眺めていると、閃きました。
よっしゃ、あの岩湧山とやらを越えて行こう。

アドベンチャーな予感が凄いですが、好奇心を抑えきれませんでした。

ハプニング、再び

ルートを変更し、ちょっとした登りです。
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下ったところで左へ
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住宅街を登っていきますが、まぁまぁな斜度です。多分7~8%ぐらいでしょうか?!


登り切り、先を見渡しましたが、一向に山道の気配がありません。
住宅街のど真ん中に立ち尽くす僕。

「これはもしや」

とマップを確認したところ。

うん。道間違っとるね(゜∀。)

「結構キツかったで?」

まぁ、言いたいことは沢山ありますが、つべこべ言わずに引き返します。
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下る!!今までの登りの頑張りを帳消す!!
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正解の方面へ。







いざ、岩湧山(岩湧の森)へ。

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「そうそう!これこれ!」
山道っぽくなってきましたよ!!
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ゆるーい勾配の坂をずんずく進んでいきます。
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おや、ヘアピンですね。
激坂の予感がしてきました……
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そして、どんどんと勾配は増して行き
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確信しました。

ここは激坂コースです。


「15%ぐらいはあるんじゃないか?」
という、九十九折を登って行きます。


「ほんま、足ついたろうかな?!」
と何回も思いましたが、必殺「痩せ我慢」でゆっくりですが、確実にクリアしていきます。
※必殺痩せ我慢は顔が大事です。無を意識します。
「病は気から」と言いますが
「激坂は顔から」です。



そんな中、突然


「♪斜度はそんなになーいよ」

という、謎の歌が脳内に降臨。
確実にキテいる模様。



なんとか、痩せ我慢を貫きゴール!!
多分ここがピークでしょう、と言うポイントへ到着!!
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嬉しい!めちゃ嬉しい!!
「登れた嬉しさ」というよりは、
「もう、登らなくていいんだ!!」
という嬉しみが溢れます。
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カーブミラーを使って撮ります。
普段こんな事はしないのですが、よっぽど登頂「もう、登らなくても良い」ということが、嬉しかったのでしょう。

確実にキテいる模様。



後は下ります。
こっちの方がキツいんじゃないか?!
という斜度です。
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ここの区画、杉?が太陽にキラキラと照らされて凄くキレイでした↓
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暫く行くと分岐です。
マップを確認したところ、左へ行くと滝畑ダムです。
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しかし、お気付きでしょうか?

右は下り、
左は…


「ちょっと登ってる感じあるやん」


もう、登りたくないと思っていたので右を選択し、滝畑ダムは拝まず帰宅しようかと思いましたが、

当初の目的は

滝畑ダムへ行くこと!」

なのです。
それを忘れちゃいけねぇ!!

左へ行くぜいよ!!


まぁまぁ坂ですが、今までみたいなパンチは無く一安心です。

「♪斜度はそんなになーいよ」

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おやっ?
なにやら怪しいトンネルが見えましたね。
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梨の木隧道(梨の木トンネル)

トンネルの前で一旦止まり、向こう側を見つめます。
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「通りたくねぇ!!!!」

めちゃくちゃ不気味です。
壁も落書きだらけで…真っ暗…
滝畑ダムの近くにヤバイトンネルがあるという噂は知っていましたが


「絶対これやん」



滝畑ダムへ行くには絶対に通過しないと行けないので、とりあえずライトを点灯…



充電切れとる!


あぁ、これは完全にフラグです。
あんまり考え込むと本当に怖くなってしまうので、心をにしてもう行くことにしました。



しかし、トンネルの領域に入った途端、僕の第六感がこう告げました。

「逃げろぉぉぉぁぅ!!!」


シャンプーしているときに、謎の視線を感じて、めちゃ怖くなる&ちょっとパニくる時ありますよね??
そうゆう怖いモードになる時ってありますよね?
それがトンネル内で起きました。


僕は全力でスプリントしました。
トンネル内はめちゃくちゃ暗く、出口の光以外は、ハンドルすら見えません。

モガキにモガキ、やっと出口へ。
サガンかな?と思いましたよ。

そして、トンネルがめちゃくちゃ長く感じました。

トンネルを出た後も「怖いモード」は収まる事無く、背中に何かくっついてる気配もあったので(多分気のせい)全力でダウンヒルしました。


滝畑ダム到着

ダウンヒルをしていると、突然

滝畑ダムが出現!

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ついに到着しました!!!
やりました!
この時、午前8時前。
ザ・ダムなポイントへ行くには右ですが、正門が開いてない場合(確か8時オープン)、引き返しぐるっと一周回って帰らなければダメなのです。
コロナの影響でどうなんかな?と一瞬悩みましたが、折角なのでザ・ダムなポイントへ向かいます。
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ここで、少し休憩します。
前日と同じく、背中で温められたカロリーメイトのパチモンみたいなヤツを食べます。
ウマイ!!
リミットまで2時間を切ったので、早々に帰路につきます。
問題のゲートは……
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よかったぁ!!開いてたぁ( ´~`)



帰路

滝畑ダムを出てからは、下り基調です。
ダム横のトンネルをくぐりながーい下りがめっちゃ気持ちいいです。

途中から森の中へ入ります。
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森を出た後、また気持ちいい下りがあります。
くろまろの里の近くです。
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もう、何も考えずにペダルを回します。
石川沿いに出ました。
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サイクル橋(帰路Ver)
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青春のリビエールホールが見えたらもう、ほぼゴールです。
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そして、午前9時35分ゴール!!
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自転車から降りて初めて気がついたのですが、体がバキバキになっていました。

お風呂に入り、嫁が作ってくれた朝御飯を食べると、体が溶けそうになるほど美味しかったです。

最後に

帰宅後、梨の木隧道(梨の木トンネル)を調べた結果、完全なるヤバイトンネルでした。

今のところ、ハムストリングス大臀筋、腹筋、脇のすぐ横の二の腕の筋肉痛、以外は無事です。
※完全に岩湧山にやられたのと、ポジションを変更した結果ですね……
今一度、ポジションと向き合った話! - マメとニンジン
ロードバイクで腹筋が筋肉痛になったのは始めてです。
恐らく前傾がキツくなった分、体幹を使ったのでしょう。アブアブ。
膝の痛みは無かったので一安心です。


岩湧山ヒルクライムが気になったのでStravaのセグメントを確認したところ

前半は
 3.8km 平均勾配6.2% 



中盤はすこしキツくなり
2.4km 平均勾配9.9%



そして、激坂な後半


0.5km 平均勾配17.4%


そら、謎の歌降ってくるわな。
「♪斜度はそんなになーいよ」
ちゃうで。
斜度はめーっちゃあーったよ。

この歌はきっと折れそうなメンタルを守るために降ってきた、防衛本能だったのでしょう。


そして、この山ネットで調べたところ「放し飼いの犬がいて噛まれたなどの報告あり」という、情報を見付けました。

坂キツいし、トンネル怖いし、犬も恐いし、

「二度と行くか!」

と、思いましたが、岩湧山
峠道としては、最高の雰囲気だったので、一人じゃなきゃ、また行きたいな!


短いですが、めちゃめちゃ詰まったアドベンチャーライドでした。
朝の4時間程でこの充実感。
これだから、ロードバイクは最高なんです。


追記、(6月25日)
充電が切れていたと思っていたマイライト

は、お逝きになっていました。


祟りかぁ?!!?

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