マメの夏休み②島根県益田市1人INAKAライド!後編
前編の続きです。
匹見の中心部?をぐるっと一周回った僕は表匹見峡へ向かうのであった。
超個人的な感覚ですが、「これぞ夏休み」という道です。
191号線方面へTurn right!
307号線を進みます。
緩~く長~い登りです。
ブログを書きながら毎度毎度色々調べるのですが、488号線沿いの「前匹見」も緩ーくじわじわと登っていた事が今発覚しました。
どうりで「なーんかスピードでーへんなぁ」と思ったっす……
そして、匹見についても調べたのですが……
2004年(平成16年)11月1日に合併し、益田市の一部となった[1]。
1960年代以降より過疎が進行しており、「過疎発祥の地」として知られる[2]。出展元:匹見町 - Wikipedia
切なすぎるやろ。
表匹見峡へ!
307号線を進みトンネルが出現したタイミングで右の脇道へ入ります。
さぁここからがメインの表匹見峡です。
素晴らしい渓谷です。
車一台がギリ通れるかな?ぐらいの幅の道が川に沿ってずーっと続いています。
ここも例の赤茶色のコンクリが敷かれていて最高に走りやすいです。
存在感のあるトンネルを通過。
なんとこのトンネル、昔の人達が手で掘ったらしいのです。
トンネルの内部は鉄の柵?でガードされていました。
しかし、人力は凄すぎる。
立ち止まり川を見ます。
透明感が凄い。
本当に大自然を浴びながら走っていると言う感じで、約5km程の脇道区間はあっという間に終わってしまいました。
走りながら川へ降りられるポイントを探していたのですが、結局見付けられませんでした…残念です。
※今調べた所、手彫りトンネルの手前を左に行くと川へ降りられたみたいです。
事前or現地で調べれば良かったです。
307号線に復帰します。
307号線も相変わらず、めっちゃ景色がいいんです。
191号線の合流地点で少し休憩。
二本入りササミバーの残り一本を食べます。
カロリーメイト1箱(4本)も持って来ていたのですが、美味しいので道中に完食してます。
よって、このタイミングで補給食が尽きました。
時刻は10時50分。
目の前には
がありますが、幸い空腹感は全然来ていないので先へ進みます。
もし、この時の僕に声が届くのならば、こう叫びたいです。
と。
191号線!強烈ダウンヒル!
307号線から191号線へ合流し、少し登ります。
トンネルが出現。
僕はトンネルを通る時、車への恐怖心から歩道を走るのです。
しかし、お分かり頂けただろうか?
画面中央、歩道の真ん中、白い輝きを放ち、ピンと立つ「それ」。
「Oh…Mr.ポール?何故君はそんな所に居るんだい?」
仕方なく車道を走る事に。
ここから長いダウンヒルが始まります。
一刻も早くトンネルを抜けたい気持ち×下り=スピードが出ます。
スピード感のある写真です。
世代じゃない人ごめんなさい。
長いトンネルを抜け、外の世界へ!!
このトンネルを抜ける瞬間が僕は好きです。
「この先下り坂カーブ多し!!」の看板が!
気を引き締め下ります。
「そんなに登ったっけ?!」
と言う程の下りが続きます。
ダウンヒルが大好きだった、あの頃を思い出します。
マメの小話。
あれは、小学校2年の頃。
親に6段変速のブルーのマウンテンバイクを買って貰った翌日、車に跳ねられ廃車。
前輪はくの字に曲がり、僕はコンクリートに頭を打ち付け3~5針?ぐらい縫う怪我をした。
しかし、それでも自転車が大好きだった僕は、僕を跳ねた人に新しく六段変速のパープルのマウンテンバイクを買って貰い、その自転車で近所を走り回っていた。
よく裏山へ登った。
勿論、ダウンヒルを楽しむ為だ。
僕は毎日毎日裏山を登っては、下り坂で風になった。
道は狭く、用水路沿いに下るスリルも堪らなかった。
ある日ダウンヒル友達と裏山へ行った時、前を走る友達がカーブを曲がりきれず、幅1.5m深さ2m程の用水路へ落ちていった。
一瞬宙に浮いた彼を見て僕はこう思った
「ETの最後の飛ぶシーンや!!」と。彼は今、元気にしているのだろうか?
11時30分。
長かったダウンヒルが終わり、自販機を発見したので休憩します。
ボトルを満タンに回復。
そして、ジョージアのコーヒーゼリーを一気に飲みます!
このコーヒーゼリー。
- 自動販売機で手に入る。
- 糖分が取れる。
- 体を冷やせる。
- 固形物を体内に入れれる。
- 美味しい。
と言うことで、夏のローディーの救世主だと僕は思います。オススメです!
午前中の雨でずぶ濡れだったのですが、この時点でもう完全に乾いています。
サイクルジャージの速乾性に感謝。
靴はグズグズですが。
それはもう、歩けば
休憩ついでに撮ります。
僕は何故工事現場の看板をバックに撮影したのか。
まぁまぁ疲れていた証拠ですね。
再び山の中へ。
サイコンのナビに従って191号線を走っていると…
の文字が。
ルートをよく確認します。
成る程……
191号線を離れ、再び山へ入るらしいです。
「ちょっと嫌やな…」本音を言うとそうなのですが、心を無にし右折!山道へ!
ちょっとした九十九折の登り。
チョイツヅラノボリをクッと越えます。
里山ゾーンへ突入!
小刻みに連続するアップダウン。
牧場??
牛を発見!!
下り。
人の気配を感じる所にでました。
この道を通ってる時に思ったのですが、
「ちょっと、蛇の死体多すぎん?!」
1人INAKAライドをスタートしてから、7回ぐらいは蛇の死体を目撃している気がします。
ここら辺ではこれが日常の風景なのか?!
そうゆう時期なのか?!
その後も小刻みに連続するアップダウンを越え、
右折しラスボスへ。
2018全日本コースへ!
ここからは
「第87回全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース」のコース!
一周約14km。
男子エリート(一般)で15周213km走るらしいです。
↓詳しくは↓
スタート地点。
7%の坂をタラタラ登って行きます。
ここで、空腹感が僕を襲います。
朝5時半におばあちゃんの家で食パンとハムエッグを食べ、道中でカロリーメイト一箱、ササミバー二本を食べていたのですが、全然足りません。
完全に「道の駅 匹見峡」で何か食べておくべきでした。
目の前には道しか無いので、空腹感を我慢しながらアップダウンを乗り越えます。
本格的にハンガーノックの恐れが出てきました。
とりあえず、ボトルも空っぽだった為、「自販機ぐらいは出てきてくれぇ!!」と願います。
坂を登っていると……
そして、僕は見付けました!
牧場の敷地内。
従業員専用的な自販機を!!
この時、自販機が光輝いて見えました。
迷わずピットインします。
そして、自転車を寝かせ先ずはボトルを満タンにし、濃いめのカルピスを一気飲みします。
身体中に駆け巡るカルピスの糖分を感じていると……突然!
僕の方へ突っ込んでくる一台のトラック!!!
牧場の方です!!!
慌てて自転車を端へ寄せます。
あまりのトラックの勢いに
と覚悟しましたが、降りてきたお兄さんは、僕に「オッス」と手を挙げ建物の中へクールに入って行きました。
牧場を出発し先へ進みます。
スタート位置へ帰って来ました!
アップダウンが多いせいか、思っていたより長い一周でした。
15周は回りたく無いです!ハイ!
市街地へ帰ります!