七葛チャレンジ!!!!～限界の先へ～中編
↓前回↓の続きです。
七葛チャレンジ!!!!～限界の先へ～前編 - マメとニンジン
三葛目である、塔原ルートを登り終えた僕達は、ハイランドパークへ向かったのでした。
ハイランドパーク
一葛目の蕎原ルートで通ってきた道を走ります。
ここの景色がめちゃめちゃいいんです。
前方にサイドカーが!!!!
インディージョーンズのやつやん!!テンション上がるぅっ!!!!!!
この「ハイランドパーク～頂上」までの道は、
という名前で、神通ルートの起点～葛城山頂上を結ぶ道なのです。
そして、ハイランドパークから頂上までの間は、蕎原・犬鳴・神通・粉河の４ルートの後半(ゴール前)の道となっている為、七葛をする場合
４往復(計８回)
しないとダメなのです。
※厳密に言えば、僕達は蕎原から登り、塔原を下って帰ろうと思っているので計7回です。
「この道あと5回も通るんかぁ…」
と思うと、気が遠くなってきます。
ハイランドパークへ到着。
自販機ゾーンへ入ると、ハイカーさん(女性)がベンチに座っていたので、軽く挨拶をします。
カメラを向けると、ニヤニヤした目でこちらを見ながらコーラを指差すたかお氏。
そして、
「潰れすぎやろっ!!!!笑」と、
おにぎりはありがたく頂戴したのですが、僕らのやり取りの一部始終を目撃していたベンチのハイカーさんが
ハイカーさんと少しお喋りした後、外でおにぎりを食べます。
四葛目!!!!神通ルート!!!!
ハイランドパークを出発します。
次のルートは……犬鳴ルート!!!!!!!!
下ります。
と、書かれたゲートをくぐります。
そして、ながーい下りが終わり、発覚しました。
ん、まぁどっちみち登るルートですからね!!!!
あれでしょ?「メンチカツやと思ったらコロッケやった」みたいなもんでしょ?違うか?
そう言えば昔おばあちゃんの家で、「コーラ」やと思って飲んだら「めんつゆ」やった事件を思い出しました。
コーラのボトルにめんつゆは絶対にアカンでおばあちゃん。
am11:34
距離 10km
獲得標高 652m
平均勾配 8%
最大勾配 15%
峠ランク A
今までの峠とは違い、道路が広くて車向けな道です。
流石は
ゆる～い勾配をただ淡々と登っていく感じで、キツい所でも10%ちょいです。
お喋りをしながら登ること数十分……
天気予報とにらめっこして迎えた本日。
雨は回避出来たと思っていたのですが、ここにきて降り出しました。
しかし、この雨が逆に体を冷やしてくれ大変助かります。
四葛目にして、流石に疲労が見え始めました……
雨は相変わらず降り続けますが、ひたすらお喋りを続けハイランドパークまで来ました。
何を話していたのかは
ハイカー軍団が出現し、何故か前へ出るたかお君。
先ほども説明した、ハイランドパーク～頂上までの道ですが、これが
粉河・犬鳴・神通がAクラスなのは、このルートを通るからだと僕は睨んでおります。
そして、pm12:44
55
岸和田ツーリングクラブ
ゴールすると、記帳ポイントの前にローディーさん二名が!!!!
軽く挨拶し、休憩していると
と言ってくださり、記帳を交代。
記帳係のたかお君がカキカキしていると……
と、ローディーさんのツッコミが入ります。
そう、僕達は…
・このメモをブログに載せたいけど、他の人の個人情報一緒に写るのはアレやな
・折角だから七葛の全ルート並べたい
・いずれ回ってくるこのページを発見した人を「七葛してるヤツおるやん!!!!」と驚かせたい
そんな気持ちが渦巻いた結果、後ろの方にひっそりと書いていたのです。
そして、このローディーさんのジャージを見ると
の文字が!!!!
話をすると、このメモを管理している岸和田ツーリングクラブ(KTC)の橋本さんという方でした。
どうやら、このメモは岸和田ツーリングクラブのサイトでアップされ、誰がどのルートを登ったかちゃんと管理されているらしいのです。
なので、こんな書き方をするとサイトを仕切っている会長に迷惑がかかってしまうらしいのです………
橋本さんに謝罪し、
「次から通常通り書いていきます!!」
と言うと、
「もう、今日はそっちに書いていって下さい!!!!会長には僕が伝えておきますから!!!!」
と言う橋本さん。
今日だけ、このページで行かせて貰うことになりました。
その後、橋本さんと色々話をする中
「七葛やっているんですけど、牛滝は通行止なんですよね??六葛になってしまいますねぇ…」
と僕が言うと、
「あぁ～最後はどれでも好きなルートを一つ登れば七葛ですよ!!!!」
と、真っ直ぐな目をして言う橋本さん。
これは、やるしかねぇえな……
最後は、初めましてのローディーさんとたかお君と僕の三人で一緒に記念写真を撮り、僕達は再びハイランドパークへ向かうのでした。
ここの写真が載っているので、気になる人は探してみて下さい。
ハイランドパーク再び
半分を越えたので、ここいらで大休憩を入れようとハイランドパークへ向かいます。
ハイランドパークに到着し、二階の食堂で遅めの昼食をとることにしました。
味のある鉄の階段をカンカンと登っていくと、まるで実家に帰ってきたかの様な空気感。
お店の店員さんが
「いらっしゃい!どこでもどうぞ～!」
と出迎えてくれました。
窓辺に座ります。
ハイランドパークという名前にふさわしい景色です。
※とりあえず、おでんの厚揚げを頂きました。
メニューを拝見。
いろいろある中、カレーをチョイス。
カレーを注文すると
と聞く店員さん。
と答える僕。
後々調べてわかったのですが、
と言うのが名物らしいのです。
カレーを待っている間、おでんの厚揚げを食べつつ、店員さんとお喋りをします。
店員さん
「どこからこられたんですか～?」
僕
「大阪です～!!車で来て、蕎原から上がって七葛ってやつやってるんです!!!!」
店員さん
「え～!!!!七葛やってるの?!今何本目?」
僕
「今４本終わって次５本目です!!!!」
店員さん
「おぉ～!!!!もうちょっとやん!!がんばってねぇ!!」
僕
「ハイ!!!!」
店員さん
「そうそう!!!!ここに七葛の記念写真あるからみてみて～!!!!」
と言うと、僕達にアルバムを手渡す店員さん。
そこには
と書かれた紙を持った猛者達がズラリと並んでいました。
そして、ページを捲っていると……
と書かれた紙を掲げた超人を発見。
良くみてみると…
まさかの先ほどお会いした橋本さんでした。
普通のカレーが到着。
絶景と、カレーと。
一気にかきこみご馳走さまでした!!!!!!!!
ちなみにたかお君は、うどんとおにぎりを食べていました。
このハイランドパークは4時半頃まで開いているらしく、七葛達成後に来ると記念写真を撮ってくれて、あのアルバムの中に入る事が出来るらしいのです。
只今pm1:22
時間キッツ……
と店員さんに伝えると、
と、めちゃめちゃ優しい店員さん。
そして、
と言い、後ろから
と、店主さん。
もう、僕は葛城山のファンです。
そろそろ行こうかと、席を立つと、
「僕出しときます!!高速代、ガソリン代の分もありますし、マウントの分もまだですし!!!!」
と、たかお君がご馳走してくれました。
そして、僕達は今度こそ犬鳴ルートへ向かったのでした。
体感残HP65
「カレー&ハイランドパークの温もり」で少し回復しました。
五葛目!!!!犬鳴ルート!!!!
今度こそ、犬鳴ルートを下ります。
結構荒れていています。
倒木トンネルをくぐる!!!!
ガチトンネルをくぐる!!!!
ヒルクライムのルート中にトンネルってのは初めてな気がします。
このトンネルを抜ける瞬間が最高に好きさ。
犬鳴ルートのスタート地点へ到着。
と、同時に
「ちょっと待って下さいね!!!!」
「なんか目に入りました!!!!多分虫です!!!!」
と、言うたかお君。
と、たかお君の目を見ると、
まぁまぁデカイ虫が混入。
その事実を伝えると…
と言いながら、ボトルを取り出したかと思うと……
アクエリで洗眼!!!!!!!!
いや、アクエリで洗眼してる人初めて見たよ。
とにかく無事虫が取れて、一安心です。
ボトルの中身がメッツじゃなくてホントに良かったね…※前編参照
このルートを下ってきた感想ですが、
なげぇ……
険しい…
そして、斜度もキチぃ…
ただ、今までのルートの中で一番アドベンチャー感があり、個人的に一番好きかもしれない!!!!
pm1:57
距離 11km
獲得標高 724m
平均勾配 8%
最大勾配 15%
峠ランク A
情報によると、最初が激坂との事だったのですが、こちとらもう五葛目です。
感覚がバグってキテいる為、なんにも感じません。
ただただ、お喋りしながら登って行きます。
暗い森から始まり
トンネルをくぐったり
滝が出現したり
ジャングルの様な雰囲気に包まれたり
激坂があったり
日当たりのいい崖の様な所を通ったり、
ホントにバラエティー豊かな色んな表情を楽しめるルートです。
9.8%の下り??
倒木があったところまで来ると、蕎原の合流地点はもうすぐです!!!!
そして、蕎原の合流地点を通過しキツイ坂を越えるとハイランドパーク!!!!
もう、すっかりハイランドパークに愛着が沸き横を通るだけで、なんか安心します。
相変わらずキツいハイランドパーク～頂上のゾーンをもう無心で突破……
pm3:06
記帳します。
この五本目で一気にダメージが来た感じがあります。
犬鳴ルートの感想ですが…
最高にアドベンチャーな僕好みのルートでした!!!!!!!!!!!!
元気な状態でまた登りたいです!!!!
18
ハイランドパークのカレーで回復した体力も直ぐに減ってしまいました。
まるで使い古したバッテリーの様になってしまいました。
たかお君にも相当疲れた様子です。
五本目を終えた僕達は、七葛の厳しさに打ちのめされ、次のルート
粉河へ向かうのでした。。。
続く……
次回最終章!!!!
果たして僕達は無事ゴール出来るのか?!
↓後編↓
最後まで読んで頂きありがとうございました！
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