偽物クリート、許すまじ！

先日(結構前)某フリマサイトでSHIMANO SPD SL のクリート(青)を購入したのですが、結果的に

完全なるパチモン(偽物)だったので特徴をまとめたいと思います。

特徴その1パッと見は全くわからない。

パッケージも商品本体もほとんど本物と同じで見分けがつかないです。
「SHIMANO SM-SH12」という刻印もあります。

特徴その2色の部分がポロっと取れる。

クリートを付け替えた、初回の通勤でポロっと取れるソレ。
短命すぎるでしょう。
接着剤で修復してからは取れることは無かったですが…

特徴その3取り付け金具がアレ。

まず、取り付け金具の色が違います。

↑ホンモノはシルバーです。

↑パチモンはガンメタっぽい感じで、無駄にテッカテカです。
見た目はちょっとかっこいいので「おっ！なんかカッコよく進化したんかな？！」と最初は思っておりました。

そして、何度かクリート位置を調整してるうちに、「口」の形のパーツがポッキリ折れました(二個)。
これは非常に危険です。

断面を見た感じ、「外はカリっと」、「中はやんわり」っぽい感じで、メッキで誤魔化した感が否めません。

しかも、ボルトが少し厚いのか取り付ける位置によっては、ペダルと干渉しクリートが嵌まりません。
お古の正規品ボルトを使ったところ干渉は解決しました。

特徴その4ちょっとだけ小さい。

見た目では解らないのですが、わずかに小さいのです。
なので、クリートを嵌めたとき
ホンモノ「パコンッ！」
に対し
パチモン「コンッ」
という風にドッキングの感覚が全然違います。

さらに、最後方へセッティングした場合嵌まりませんでした。

シューズを購入したと同時にこのクリートを付けたので、
「このシューズのソールのアールの具合が悪さして、後方セッティングの時ハマらんのかな？」
とシューズを疑っており、クリートが原因な事に気が付きませんでした。
そして、クリート位置も全然定まりませんでした。

特徴は以上です。

まとめ

最初は新しく導入したシューズに取り付けたという事もあって全然気が付きませんでしたが、
色の部分がポロっと取れる、金具は折れる、クリート位置は合わない、という不具合を重ね、ボロボロの正規品を試しに取り付けてみたところ、

「これは絶対にパチモンや」と確信しました。

そして、こんなにボロボロでも気持ちよく「パコンッ！！」と嵌まるのか！！
と、正規品の素晴らしさに感動。

パチモンの金額は1400円ぐらい(送料込み)で今確認したところ、恐らく同じであろう商品はまだ販売されていました。

僕の購入した物だけがハズレだった可能性もあるとは思いますが、ちゃんとした正規ルートからご購入される事を強くオススメ致します。

典型的な
安物買いの銭失いでした。

温厚な僕でも久しぶりにイラっとしてしまったので、全力でフリスビーみたいに投げてやろうと思います。

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