クランクを交換した話!170mm(ティアグラ)➡️165mm(105)!(過去編)
僕が初めて購入したロードバイクRALEIGH CRNはTIAGRA(4700)10sのコンポーネントが付いていました。
変速調整がまともに出来ていないクロスバイクに半年間乗っていた僕は
初めてのロードバイクに
「なんて素晴らしい変速性能なんだ❗」
と感動したのを覚えています。
ティアグラのコンポーネントセットで十分満足していたのですが、先輩から105(5800)のクランクを譲って貰える事に!
そして
105へグレードアップ!
ただ気になる点が…
互換性は大丈夫なのか
シマノの互換表にて確認すると互換性は無いと記載されています。
恐らく10sと11Sのチェーンの太さの違いが関係しているのでしょう。
色々ネットで調べた結果問題無さそうなので(自己責任ですが…)とりあえず着けてみる事にしました。
クランク長が短くなる
今まで使っていたティアグラが170mm
新しく装着する105が165mm
5mm短くなります。
クランクを回した時の円の直径外周で考えると1㎝小さくなります。
僕の身長は172cm、セオリー通りいくと170mmが適性となっています。
色々ネットで調べた所短いクランクは賛否ある様です。
今まで特に違和感なども感じた事は無かったので、「変になったらどうしようか…」と不安がありましたが、とりあえず着けてみる事にしました。
やってみなけりゃ解らねぇ。
やらずに解る訳がねぇ。
装着。
感想
まず、10sチェーンでもちゃんと変速が可能で、問題なく使用出来ました。
クランクが、短くなったことによりサドルが少し上昇。
さらに、ペダルの上死点の位置も下降。
よって、上死点を通過するのがスムーズなったのと、単純に円が小さくなったので、ケイデンスが上がりました。
以前は80rpmでもシンドイ感じだったのですが、90rpm~100rpmでも楽に回せるように!
めちゃくちゃ回しやすいです。
あぁ、ペダルを回すのが楽しい!
ただ、やはり力学的に短い方がより力を必要とするのと、使う筋肉が変わったので、以前より1~2枚程軽いギアを使う様に…(ケイデンスが上がったので当然かもしれませんが)
そして基本的な速度は2~3キロダウン!
ヒルクライムのタイムもダウン!
しかし!
今までは主に太もも外側の筋肉痛にしかならなかったのに対し、
- 太もも内側(膝上内側)
- お尻
が筋肉痛になったのです!
自転車に大切な筋肉はお尻だと言われています。
今までお尻の筋肉がしっかり使えてなかった事を実感しました。
速度は落ちてしまいましたが、対165mmクランク用の筋肉が付いてくれば速度も戻ると信じてこのまま使う事にしました。
最後に
165mmのクランクを約1年ちょい使った感想ですが、
僕はこれがイイ!
です。
新しく組んだバイクも迷わず165mmクランクを選択しました!
最初はペダルが重くキツいかもしれませんが、慣れて来れば速度も戻り、維持しやすいです。
ヒルクライムに関しては長いクランクの方が有利でタイムも良いと思います。(峠のスペックにもよると思いますが)
ロングライドは間違いなく165mmの方が向いていると思います。
パーツのグレードを変えた事よりも、クランクの長さやポジションに関係してくるパーツ変更の方が、体感的に変化を感じやすい事がわかりました。
クランクだけでも安いモノでは無いので、色々試すにはお金と勇気がいります…
一度172.5mmなどで山を登ってみたいものです。
105のクランクを装着した2018年11月。
ここから10s➡️11s化が始まったのでした。