大阪発!!自走でビワイチGO!GO!!GO!!!~そしてボロ雑巾と化す~前編
それは、滋賀県の1/6を占める巨大な湖「琵琶湖」を自転車で一周するという行為。
そして、このビワイチには
・通常ビワイチ約150km
(琵琶湖大橋より北側の北湖を一周するコース)
・フルビワイチ約200km
(琵琶湖の南端、瀬田の唐橋からスタートし、まるごと一周するコース)
という2パターンが存在し、僕は今まで三度のビワイチを経験してきました。
ロードバイク一年目。
納車4ヶ月で無謀にもフルビワイチに挑戦。
命からがら帰還した、瀕死のビワイチ。
ロードバイク二年目。
琵琶湖大橋からスタートし、湖西を避け、鯖街道を走るという変なビワイチ!!
ロードバイク三年目。
幼馴染みとその同僚さんと三人で走るマジで最高だったフルビワイチ。
そして、次ビワイチをやるなら、
と決めていたのです。
※自走ビワイチとは
大阪の自宅からスタートし琵琶湖を一周し、帰ってくる事。
今までは、車を使い琵琶湖までワープしてました。
前回のビワイチから約1年10か月。
ついに挑戦してきたので、
始まりの朝
am3:30 起床。
6時間は寝たかったけど、大丈夫!!!!
初ビワイチの時は遠足前日の小学生ばりにワクワクして、2時間しか眠れんかったけど、無事走破出来たんさ!!!!
なんくるないさ~!!!!
準備を済ませ、
am4:05
なんというか、めちゃめちゃ静かなスタートです。
「これから壮大なアドベンチャーが始まるんだ!!」という実感は全くありません。
暗闇を駆けて行きます。
僕の住む町から琵琶湖までのルートは無限に存在ますが、ざっくり3つを考案。
一番ソフトで距離も短そうな、307号線を通るルートに決定しました。
すんごい眠気の中、旧外環状線(170号線)を北上して行きます。
am5:00
朝食タイムです。
納豆巻きと、紅しゃけおにぎりを食べ、ボトルに水を補充!!!!
残り2つのおにぎりはポケットへ!!
第二京阪道路の側道を走ります。
意外と走りやすい!!!!
暫く走ると激坂が出現。
一気に登れなくもない斜度ですが、もし途中で「あっヤバ!!!!」となってしまった場合、確実に落車します。
こんな所でDNFする訳にはいかないので、安全に押して登ります。
307号線に入ったぁ!!
そして、いくつかの小さなアップダウンを経て…城陽市へ入りま
嗚呼素晴らしき京都の田んぼ……。
ここまで、めちゃめちゃ涼しくて快適だったのですが、力強い太陽を目にし「これから灼熱が始まるんだなぁ」と覚悟を決めます。
am6:00
木津川を越えます。
307号線のゆるーい登りを終え、チョッっと下ると、高速道路建築中の交差点。
宇治川ライン方面の左へ!!
高速道路の迫力が凄い!!!!
宇治川ラインへ合流!!!!
トラブル発生?!
朝の宇治川ラインはめっちゃ気持ちよくて爽快。
ここまで約2時間半走って来ましたが………このタイミングで
実はここ最近。
ヒルクライムをすると腰が爆発しそうになる事がちょいちょいあったのです。※爆発とはぎっくり腰の事です。去年の12月に自身4度目の爆発を経験。
もし、こんな所で腰が爆発してしまった場合…
「これはヤバいかもしれん」と、思いつつ走っていると、まさかの救世主を発見!!!!
グッドタイミング過ぎて神様の存在を感じました。
もう、めちゃめちゃ気持ちよくて10km毎にこれを設置しといて欲しいぐらいです。
だんだん、琵琶湖な雰囲気になってきましたね。
家を出て約3時間…
am7:14
ビワイチスタート!
さぁ4度目のビワイチスタートです。
今回も時計回りで行きます。(逆回りとも言います。)
何故時計回りなのかは後でお伝えしましょう!
浜大津の町を走って行きます。
どこの空か覚えてないですが、いい感じ。
am 8:00 琵琶湖大橋を通過!
暫く走ると、ビワイチ名物
が出現。
変わった自動販売機が目に入ったので、ピットイン。
タイヤ、チューブ、パンク修理用品、補給食、更にはクリートまで、売っているスペシャルな自動販売機です。
琵琶湖の畔でパンを頂く
どてるしを出て数分………アレは!!!!
数年前、幼馴染み(ニンジン)と一緒に行ったあんぱん屋さんやん!!!!
↓この時↓
時刻はam 8:16
「まだ開店してないよなぁ…」と、ダメ元でドアをチラ見すると、OPENの文字が!!!!
わがし屋さんのあんぱん 結喜
店内に入ると、「いらっしゃーい!」とご機嫌な店主さん?が迎えてくれ、「今ちょうど色々焼き上がったから、どうぞ~!!」と、焼きたてのあんぱんを持ってきてくれました。
焼きたての紫芋を早速外で頂きます。
もう、めちゃめちゃ美味しかったですわ。
am 8:27
少し走った所の琵琶湖の畔に、THE 休憩スペースを発見。
am5:00の朝食が最後の休憩だったので、ここでしっかり休憩する事に。
家を出て4時間半!ここまで来ました。まだまだ先はなげぇ…
先ほど買った「よもぎ塩あんぱん」を食べます。
朝に買ったおにぎりも一つ食べます。
昆布おにぎり!!!!
コンビニで買ったおにぎりが、こんなにも美味しく感じる自転車って本当に最高。
実は今まで昆布おにぎりの事は眼中に無かったのですが、先日思い付きで昆布おにぎりを買ってみた所…
めちゃウマいやん!!!!
となったのです。
昆布おにぎり。
それは僕の大好きなのり弁を凝縮した、リトルのり弁だったのです!!!!
何故今まで気が付かなかったんだ。
琵琶湖の畔でリトルのり弁への愛を叫びます。(勿論心の中で)
この昆布おにぎりの中に白身魚フライが入った「真・リトルのり弁」というおにぎりが開発されることを願おう。
いや、願うだけじゃダメなんだ。
各コンビニへDMを送ろう。
湖西を行く
ライド再開。
南船路という交差点(上に電車が通ってる所)を越え直ぐに右折!!!!
ここからは琵琶湖沿いを走ることができます。
この道がめっちゃ気持ちいいんですよ。
高架下&田んぼ道を走る!!
am 9:12 白髭神社を通過!! 記念撮影する親子が素敵。
そして沸き上がる尿意。
白髭神社でトイレを拝借しようか…?
でも、神社の領域に入ってトイレだけ拝借するのはなんかアレですやん?
かといって、参拝している時間も無いのでスルー!!!!!!!!
約10分後。
膀胱が限界を迎える前にトイレを発見!!!!
琵琶湖の湖畔に佇む、ベストトイレです。
トイレ内写さんかったらええ感じや。
高島市を北上していきます。
灼熱を覚悟していましたが、この日は全体的に曇り基調で気温も31℃ほど。
灼熱とは言えないちょいアツぐらいの気温ですが、それでも充分アツい…!!
朝コンビニで補充した水(ボトル2本分)が底を付いたので、自販機で停車。
「あれ?小銭入らんなぁ…」と思い、手元を確認するとココに入れようとしていました。
長~い高島市をひた走ります。
am 10:22
長かった湖西を突破し、ビワイチのメインである海津大崎へ突入!!!!右折!!!!
海津大崎
ここからが、ビワイチのメインディッシュ。
海津大崎!!!!
ビワイチってのはこの海津大崎を走る為にあるんじゃないかと思っております。※個人の感想です。
真夏に海津大崎を走るのは初めてなんですが、草や木がボーボー生えていて、あんまり湖が見えないのが残念です。
ふと、サイコンを見てみると…
あわてて、計測スタートを押します。
自己最長ライドになると思われる本日ですが、まさかのログが2分割されるという、最悪の事態。
というヤツをめっちゃ楽しみにしていましたが、どうやら叶わぬ様です…。
ここまでの記録。
草ボーボーとか、もうどうでも良くなるぐらいの残念な気持ちに包まれ、海津大崎を走って行くと……
奥琵琶湖パークウェイの看板が!!
そうなんです。
この奥琵琶湖パークウェイこそ、僕が時計回りにした大きな理由!!!!
奥琵琶湖パークウェイはこのように★から★までの区間が一方通行になっていて、反時計回りでも走れない事はないですが、非常に面倒臭いのです!!!!
am 10:41
通常ビワイチと奥琵琶湖パークウェイルートの分岐点に到着。
ここで少し停車。
2度目のビワイチの際、奥琵琶湖パークウェイに行ったのですが、一方通行区間がまさかの通行止め(台風の影響により)で、引き返したという苦い思い出があるのです。。
あんな苦い思いをするのはもう沢山だ!!!!
一方通行区間の起点「つづら尾展望台」の売店に電話して確認してみる事に!!
結果……
奥琵琶湖パークウェイへリベンジです!!
はじめてのパークウェイにワクワクしながら琵琶湖沿いを走って行きます。
奥琵琶湖パークウェイ
am 11:03
パークウェイ登坂開始ポイントに到着!!
僕が楽しみにしていた「かぐや餅」という草餅屋さんがここにあったのですが……
閉業
めちゃめちゃショックです。
ここに来るまで、草餅を食べる口に仕上げて来たのに残念過ぎます。
ログが切れたのと同じぐらい残念です。
草餅の代わりに残っていたラストおにぎりをここで食べる事にしました。
悔しいけど、おにぎりは相変わらず美味しい。
am 11:10
それでは、念願の奥琵琶湖パークウェイへ突入!!!!
距離 8.02km
標高 318m
平均勾配 4%
(Stravaセグメント参照)
という具合になっております。
登って行きます。
景色は最高。
工事信号で立ち止まりつつ………長っ…
am 11:29
つづら尾展望台へ到着!!
自転車と琵琶湖。
地図を撮ります。
「どうぶつの森」というパラダイスもありました。
自転車をサイクルラックに引っ掛け、ただ売店を一周して帰ってくるという奇行を終えると、さぁ出発!!!!
ココから先へ進むのは初めて!!!!
約3年越しのリベンジです!!!!
am 11:44
初めて走る奥琵琶湖パークウェイは最高でした。
車もバイクも自転車も少なく(自転車に関しては一台も見てない…)奥琵琶湖の山を一人占めした気分です。
右手に広がる琵琶湖の景色を楽しみながら、アップダウンを進んで行きます。
問題発生。
ここまで小さい波は来ていたものの、大人しくしてくれていた僕の腰。
奥琵琶湖パークウェイの登りでとうとう疼き出しました。
どこか休む所は無いかと探しながら走っていると……丁度いい所を発見!!!!!!!!
ありがとう羊さん。
チョイと角度激し目やったけど、少しはマシになった気がするよ。
羊とウサギが戯れる謎のスペースで小休憩し、再スタート!!
相変わらず絶景
その後下っていくと……奥琵琶湖パークウェイ終了!!!!
時刻はpm 0:17
ライドスタートから8時間ちょい、約半分地点?まで来ました。
僕は無事大阪まで帰ることが出来るのか?
後編へ続く…
最後まで読んで頂きありがとうございました!!!!
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