南丹アドベンチャーライド!!!!前編!!!!
先日京都の南丹へ、リベンジアドベンチャーライドをしてきたので記したいと思います。
プロローグ
丁度2年前。
僕とその仲間達は京都府に存在する、日吉ダムへライドに行ったのですが………
完膚無きまでの
土砂崩れ。
そして、自然の脅威を目の当たりにした僕らは、日吉ダムへ行くのは断念し、引き返したのでした。
二年経った今!!!!
色んな流れを経て、リベンジへする事に決定しました!!!!
下調べの重要性は身に染みていたので、「日吉ダム 通行止」とググってみます。
が、有力な情報を掴むことが出来なかったので、
話が全く噛み合わない
電話を切った後、よく地図を確認してみた所……
全然日吉ダムじゃ無ぇ!!!!
世木ダムって書いてる!!!!
電話するとこ間違ってた!!!!
もう少し拡大してよく地図を見てみると…
もし、土砂崩れが現役だとしても、北側へ迂回すればイケそうな雰囲気!!!!
今回のライド
今回の旅のお供はロードバイク歴約3ヶ月の
お兄vs十三峠!!!! - マメとニンジン
京都のお兄の家スタートで行くことに決定し、お兄の家→日吉ダム→お兄の家というルートを組んでみますが、
丸1日走るには物足りない距離です。
そして、折角ならお兄の最長ライド記録115kmを越える距離を走りたい!!!!
という事で、日吉ダムへ行った後南丹をぐるっと回るルートを作成。
コンセプトは、
「アドベンチャーライド!!!!」
夜明けと共に出発
朝4時半起床。
準備をパパッと済まし、家を出ます。
が!!!!
GoProのマウントを家に忘れた為、家へUターン!!!!
家へ入り、マウントを……
どこを探しても無かったので、車へ戻り、リュックの中を隈無くまさぐった結果………
そして、フラッシュバックします。
前日に忘れてはイケないと、補給食を入れたビニール袋に入れていた事を!!!!
GoProが見付かってよかった喜び3
+
自分のどうしようもなさ7
足して10の黄褐色のマーブル模様が心の中で渦巻いた午前5時前…
そうだ 京都、行こう。
気を取り直し、第二京阪を走ります。
お兄の家の近くのコインパーキングへ車を停め、自転車の準備をし、お兄の家へ!!!!
お兄の家に到着すると、奥さんと外で待ってくれていました。
見送る奥さんに
と言うとアハハと笑っておられました。
のアハハで間違いないでしょう。
嵐山へ!!
桂川沿いまでお兄について行きます。
会うたびに新しい装備が増えているお兄。
もう、だいぶ仕上がって来てます。
桂川沿いからは僕が引いていきます。
朝の桂川沿いは最高です。
山が近付いてきました。
午前7時前に嵐山到着!!!!
早いですが、ここで小休憩。
自販機で水を買い、持ってきたVAAMの粉と調合します。
そして、撮っておきます。
「今からあの山の遥か向こう側へ行くんだな。」と考えると、なんだかワクワクしてきます。
六丁峠!!そして、京都日吉美山線。
嵐山の観光地の中を進みます。
仁王門を左折!!!!
エエ宿屋が並んだThe Kyoto な道を進みます。
そして、道はだんだんと登り基調になっていき…
このいきなり魔界へ入った感じがたまりませんわ。
観光地から直ぐの所にこのレベルの森がある事に興奮します。
ギャップ萌というヤツです。
先に頂上に行って上からお兄を撮ろうとしますが、ガンガン着いてくるお兄。
そのままゴール!!
登り切った所で、
六丁峠のスペックですが、
そのまま、絶景ポイントまで下ります。
いや~ここの景色めちゃめちゃ好きなんですよ。
急な坂を下っていると、下から親子(父40代?娘小4ぐらい?)がランで登ってきました。
この激坂をこの時間帯に走りで登るとか、意識高過ぎるでしょう。
娘さんは将来トップアスリートですね。
下ると赤橋!!撮ります。
木漏れ日が降り注ぐ最高な道。
この峠道の雰囲気がたまりませんのよ。
しばらく進むと、トロッコ保津峡駅!!!!
撮ります。
ここまで写真停車が多く、せっかちなお兄さんの
という感情を僕のスパイダーセンスがキャッチ。
ここからは心のフォトジェニックフィルターを、だいぶ粗めに設定しようと決めました。
しかしこの京都日吉美山線特に絶景とかは無いのですが、めちゃめちゃ好きなんです。
お兄と、会話しながらトロトロ走ります。
話は自転車フレンズの話題に。
お兄
「マメって結構周りで自転車乗ってる人いるよなぁ?」
僕
「ちょっとづつ増えてきたって感じですね!!全然少ないですけど!!お兄の周りは居ないんすか?仕事関係とかで?」
お兄
「あっ!!そー言えば、この前居たわ!!!!仕事の関係で初対面で家に来た人がいたんやけど…」
「ガチャってドア開けた瞬間、玄関に置かれてる自転車見て、第一声目に」
「ってゆーてたわ!!」
「こんばんは」とかより先に「コーダーブルームですか…!!」は面白過ぎるでしょう。
その人はアレですね。
まさかの突然のローディー出現でテンションが爆上がりし、興奮を隠し切れなかったのでしょう。
めちゃめちゃ自転車が好きな人ですやん。
僕
「で、色々喋ったんすか?!」
お兄
「いや~、なんか色々喋ったんやけど、俺人見知りやからなんも覚えてないわ…今度顔見とくわ!!」
顔見て無いんですかい?
第一声目に「コーダーブルームですか!!」の人は激アツ過ぎるので、「次会ったら色々話しましょう!!」とお兄に伝えておきました。
GoProのバッテリーが早くも切れ、交換する為に停車します。
日本昔話に出てきそうなめちゃめちゃのどかな景色を眺め、
「のどかやなぁ…こんな所で育ったら、俺もこんなせっかちな性格にならんかったと思うねんなぁ……老後はこーゆー所に住みたいわぁ」と、呟くお兄。
…
土砂崩れ結果発表!!!!
段々と近付いてくる日吉ダム。
下り基調な森ゾーンを抜けると………南丹市にイン!!!!
六丁峠からアップダウンを繰り返し進んできた、京都日吉美山線。
嵐山から計算すると、距離は約20km程ですが、ジリジリと600mほど登っております。
2年前はこの時点でかなり、体力を消耗した記憶があるのですが、今回は……
ノーダメージ!!!!
人間の成長とは凄いものです。
そして、お兄はというと…
ノーダメージ!!!!
廻り田池の横を通過。
そして、下りへ!!
豪快な下りを終えると、いよいよ土砂崩れがあった現場です。
さて、道はどうなっているのでしょうか?!?!
完治しておりました!!!!
Before
After
喜びが溢れたので、お兄に撮って貰いました。
ここからは、初めて通る道なので凄くワクワクします。
日吉ダム!!!!
ダム沿いの道は素晴らしい爽快感!!!!
バイクのツーリング集団が出現。
しかし、気持ち良さそうに走っておりますなぁ…
右手に現れた、目を引く建物。
へ、吸い込まれる様に入っていく僕達。
建物の階段を登り、先端部まで行きます。
もう、先端はピンピンに尖っております。
撮ります。
ビジターセンターを出て、少し進むと……
反対側でも!!!!
今日のライドでずっと気になっていた
坂を下ると、
トイレ&ボトルの補給をする事に。
トイレを済まし、ボトルも満タンにし、道の駅を去ろうとしたその時!!!!
あるものを発見します。
と、聞いてみると
「やらん。」
と、即答するお兄。
確かに……
こういったパネルに顔をハメるのは、正直ちょっと恥ずかしい気持ちもあるのです。
なんというか、凄くマヌケじゃないですか?
アホ丸出しって感じで…観光客にも見られますしね……
しかし、子供の頃は率先してやっていたハズ。
あの頃は一目など気にして居なかったからです。
同時に塞がっていった心。
このパネルに顔をハメる事によって、その塞がった心を少しだけ開ける気がするんです。
だから、僕は顔をハメるのです!!!!
腕も出すタイプ&立体バイク付きの上位版パネルやったよ!!!!
いつの日か、パネルと一体化したお兄のハニカミ笑顔を写真に納めたいと思います。
僕達はパン屋へ向かいます。
ゾンネ・ウント・グリュック 佐野商店
スプリング日吉を出た僕らは、Google Mapで「パン屋」と検索して見付けた、パン屋さんへ向かいます。
そのパン屋さんの評価……なんと
凄くない?
そんなん行くしか無いでしょう。
線路沿いを進んで行きます。
途中少し道を間違えたりなんかして、到着!!!!
佐野商店さんです!!
丹波の山里ベッカライカフェ・:*【ゾンネ通信】*:・
自転車をラックへ停めて店内へ!!!!
おしゃれな店内!!!!
もう、ジブリの魔女の宅急便の様な雰囲気です。
色んなパンが並ぶ中
チョココロネ
ダダ(チョコレートがパンに練り込まれたマーブルなパン)
ポテサラ×チーズ×フランスパンみたいなヤツ
を注文し、最後にドリンクをチョイスします。
珍しく、無性に牛乳が飲みたかった僕。
しかし、メニューには
もう少し小さい牛乳は無いかと店員さんに聞いてみると、100円で小さいパックのやつがあるとの事。
しかし、100円と言う金額から考えると、
↑こんなやつが出てくるに違いない…!!!!
このサイズだと、パンを楽しむ前に飲み干してしまう自信がある!!!
それに、ジョッキ牛乳は(地元の美山牛乳)と書かれている……
はいドン!!!!
これは、フラグなのか?
僕はこの後、お腹を壊すという運命なのか?!
そして、100円の方の牛乳を頼んでいたお兄。
どんな牛乳か確認すると………
サイズ感100点ですやん…ちゃんと美山牛乳やし……
というか、おしゃれなパン屋のテラスでおっさん二人して牛乳はどうなんやろ?とも思いますけども。
パンを選び、外で食べる事を伝えると、焼き直してくれる為、焼きたての美味しさが味わえるのです!!!!
牛乳もウマすぎる。
ウマすぎてジョッキ牛乳の量で丁度良い位でした。
くつろぐお兄。
完全にゴールした気分です。
パンがウマすぎた為、補給食用に2つ買い足し、パン屋を出発します。
案の定長い記事になってしまったので、前編、後編に分ける事にしました!!!!
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
後編も読んでいただけると、とても嬉しいです。
後編へ続く…
にほんブログ村