絶景の青春福井ライド!!!!エンゼルライン編
カンカン照りの日差しに身体が溶けそうですが、この夏も素敵な想い出を作るべく、必死で駆けてきたので記して行きたいと思います。
今回のプラン
今回のライドのお供は……
※久しぶりだぁっ!!!!
↓ニンジン登場回まとめ↓
ざっくり説明すると、ニンジンとは2歳からの幼馴染みで物心がついた頃には一緒に遊んでいた、ソウルフレンズ的な存在なのです。
冬の間自転車生活が殆ど冬眠状態だったニンジンも、暖かくなると共に少しずつ活動を再開。
とは、言いつつも予定が合わず時間だけが経過して行き………約2ヶ月……なんとか予定を合わせる事に成功!!!!ついにキタぁっ!!!!
話し合いを重ね…
ニンジンの実家である滋賀県の大津市をスタート地点とし、福井県の日本海沿いを走り、再びニンジン実家へ戻ってくるルートに決定しました!!!!
こんな感じ↓
冬眠状態だったニンジンの走力も未知数…
タイムリミットに追われるライドは避けたい…
それらを考慮すると、朝5時~6時にはライドスタートしたい所。
逆算して考えていきます…
am 5:30 準備を済ませ、さぁ出発。
am 5:15 ニンジンの実家到着。
am 4:30 ニンジン(滋賀県南草津市)をピックアップ。
am 3:30 車に自転車を積み込み大阪を出る。
am 3:00 起床。
今までの自己最早起床は二時半だったので、た、たぶん大丈夫でしょう。
そして、当日の流れを嫁に伝えると、こう言いました。
「3時に起きるん?!あれやったら前日家族で実家(京都)に泊まりに行く?それやったらちょっと朝マシちゃう?」
君はなんて素晴らしいんだ。
そんなこんなで、嫁実家スタートになりました。
今回のライドはおおよそ、距離160km、獲得標高1200mぐらいの予定ですが、ロングライドでの登りが未体験のニンジン。
来週に迫った今回のライドに備え、山へ修行に行ったらしく、写真が送られて来ました。
滋賀ヒルクライム聖地ルモンタウン!!!!
めちゃめちゃエエ身体やけども…
さぁ準備は整った!!!!
後は当日を迎えるだけ!!!!
迎えた当日!!!!まさかの問題発生?!DNSか?!
嫁実家に宿泊。
am 3:30 スマホのバイブが僕を起こします。
「嫁実家に泊まる事で、30分しか時間稼げてないやん。」
と思ったそこのアナタ。
お陰さまで、質の高い睡眠を取ることに成功したのか、身体はシャッキリとしています。
準備を済ませ家をで
嘘だろ…?
リュックの中。
前日履いていたジーパンのポケット。
机の上。
思い付く場所は全てチェックした。
探せど、テンパれど、一向に見付からない鍵。
とりあえず、ニンジンに連絡。
「ごめん!!!!車の鍵無くしたからちょっと遅れる!!!!」
と伝えると、
「WAO!焦らずにゆっくりきてなぁ!チェーンスプレーしてオイル塗っとくし!」
と、優しい返事をくれるニンジン。
…
気がつけば嫁&嫁母も鍵捜索に加わってくれていて、子供のブロックが入ったおもちゃ箱までひっくり返し探しましたが、出てきません。
もう見つかるビジョンが浮かばなくなってきた為、ニンジンに電話をします。
そして、話し合いの結果
「今日は断念して、来月ぐらいにまた予定組み直そうか?」
と、いう流れになったのですが、どうしても諦め切れなかった僕は、
とニンジンに伝え、覚悟のラストアタック。
車を止めていた近くのコインパーキングまでの道のりに落ちていないか、嫁と共に探しに出掛けます。(三回目)
どこにあったのか聞くと……
なんと、まさかのゴミ袋の中。
なんかのどさくさに紛れて混入した模様。
神様のイタズラから、執念のライドを勝ち取った僕は、当初の3倍増しのテンションを携え、ニンジンの元へ車を走らせたのでした。
ライドスタート!!!!
am 5:43 ニンジンを拾いニンジンの実家へ!!!!
ニンジンと会うのは去年の11月ぶり?なのですが、何故か久しぶりな感じがしない不思議。
琵琶湖大橋を渡ります。
「今日山めちゃめちゃ綺麗なぁ~!!!!」
と二人で盛り上がりながら、途中コンビニに寄りつつ……
am 6:40 ニンジンの実家到着。(撮影ニンジン母)
この日たまたま、ニンジンの弟一家が遊びに来ていて、自転車の準備をしていると外へ出てきてくれました。
めちゃめちゃ久しぶりの再会に喜びつつ、歳を重ねニンジンそっくりに仕上がっていた弟にマジでビックリしました。
am 6:48 予定より1時間弱押してしまいましたが、
事前にルートは引いてあったので、サイコンに従い走っていきます。
早速気持ちがいい。
琵琶湖沿いへ出て…
ビワイチ名物白髭神社を通過。
民家の中を走り、ガッツリ工事中な橋を抜けます。
303号線へライドオン!!!!
↓この道は2度目のビワイチで通った道だぁ!!!!↓
ニンジンの調子を確認しながら進んでいきます。
冬眠していた割にしっかりと着いて来ていて安心しました。
イキって飛び出す僕。
動画内で
「おぉ~ぃ。待ってくれぇい~。千切られたぁ……もう、豆粒だ!!」
というニンジンの声が記録されていて、ニヤニヤしてしまいました。
ひたすらいい感じの景色が続き…
福井近ぁっ!!!!
滋賀からこんなに近いのか?!とビックリです。
福井県へイン!!!!
今回の目的地が書かれた看板を発見!
自転車で福井県を走るのは初めてですが、すでにもう好印象です。
ブライトンのアプリでほぼ自動で組んだルートなのですが、チョイスが粋だわぁ。
更に粋を増すブライトンのルート。
今回のライドでニンジンが写真&動画を沢山撮ってくれていたのですが、ニンジンが撮ったやつめっちゃエエ感じなんすよねぇ…
さすがその道のプロですわ。。。
※ニンジンは動画撮影&編集を生業としているガチのプロなのです。
そんなこんなで、今回の記事はニンジンが撮ってくれた素材をふんだんに使っていこうと思います。
少し話がそれましたが、相変わらずのパーフェクトサイクリングロード。
その後、一般道へ合流しサイコンのルートはそのまま道なりを示しています。
しかし、僕たちは先程のパーフェクトサイクリングロードの魅力に
再び川沿いへ吸い込まれていく僕達。
行き止まり。
こんな
正解ルートへ復帰し、途中小学校へ突入しそうになりつつも、進んでいくと…
今年初海?!です。
この場所は
連続テレビ小説『ちりとてちん』 | NHK放送史(動画・記事)
更に海沿いを進むと、到着しました。
今回最初の目的地…
エンゼルラインを登る!!!!
エンゼルラインとは…
"車の方におすすめは美しい景色が楽しめるドライブロード、エンゼルライン。久須夜ヶ岳頂上まで続く9.7kmの道路。途中には大狼岩といわれる巨岩や頂上には展望台があります。天候のいい日は越前岬から丹後半島まで眺めることができます。"
エンゼルライン | 観光スポット | 福井県観光情報ホームページ ふくいドットコム
との事です。
…
ヒルクライムとしてのスペックはこんな感じです。
距離 8km
獲得標高 587m
平均勾配 7%
最大勾配 9%
↓参照↓
https://www.road-quest.bike/touges/10143
なかなか、長い登りですね。
「少し休んでから、スタートしよう」となったのですが、日陰は皆無。
暑すぎて、全く休む事が出来ません。
ゆる~く登っていると、後ろから計三台の自転車がブワぁ~っと僕達を追い抜いて行きました。
その後無事減速してくれましたが、危うく彼の中にある闘争心が目覚める所でした……
ゆっくり景色でも楽しんで登ろうぜ!!!!
素晴らしいロケーション。
絶景が故に、日陰がほとんど無いのです…
暫く登ると、先程僕達を追い抜いて行った内の一名が前方に!!!!
距離は完全に射程圏内!!!!
普段はそんな事全く無いのですが、この暑さでどうかしちまったのかも知れません。
少しずつ近くなってくる、知らないローディーさんの背中。
そして、速度と比例してどんどんゾンビの様な声になっていくニンジン。
これ以上ニンジンがゾンビ化するのは危険すぎる!!!!
そうだ。
僕達は景色を楽しみにここへ来たんだ!!!!
正気を取り戻した僕は再び景色を楽しみます。
ずいぶん登って来ましたが、頂上は一向に現れません。
もう、ニンジンは完全にゾンビ化してしまいました。
何を話しかけても、虚ろな目をして
こりゃダメだ!!
そんなゾンビを励ましながら登っていると……
だだっ広いスペースが出現!!!!
ゴールなのか?!
先に様子を見に行きニンジンを待ちます。
ニンジンが現れました。
先程までゾンビだった顔は確実に晴れやかになっています!!!!
ゴールを確信したのでしょう!!!!
そして、
と僕に告げます。
ゼロになった体力を回復するため、駐車場を三週回り、ラストアタック!!!!!!!!
いや、正直めちゃキツかったです。
暑すぎるんですよ。
エンゼルライン登頂!!!!
それではご覧頂きましょう!!!!
素晴らしすぎます。
360°絶景に囲まれているのです。
写真を撮っていると、キャンピングカーに乗った「おっちゃん」に話しかけられます。
おっちゃん
「うわぁ~こんなあっつい中キッツいやろぉ~?!」
僕
「めっっっちゃキツいっす」
そして、最後に
と言ってくれ、僕たちの体力は8回復しました。
僕たちを抜いていった三名のローディーさんも頂上で休憩していて、軽く挨拶を交わします。
三名も仲良さそうに談笑していて、青春ど真ん中って感じでめっちゃ楽しそうでした。素晴らしい。
Instagram のリール動画を投稿したのでご覧下さい。
最後に記念撮影をし、エンゼルラインを後にします。
いや、エンゼルライン…最高だった。
そして、下りはいつも一瞬です。
トラブル発生。
エンゼルラインを登り、二人ともボトルが空になっていたので、自販機を探しますが一向に見当たりません。
と、思いながら走っていると…
パンクだぁぁぁ!!!!
マメのノーパンク記録ここで途絶える。。。
約2年半程でしょうか?!
なかなか素晴らしい記録だと思います。
丁度いい、場所を発見したのでパンク修理をする事に。
謎過ぎるスポットです。
二宮金次郎さんがいらっしゃったので、廃校を利用した何かの施設なのか?
タイヤを取ったどぉ!!!!
タイヤをチェックすると、薔薇の棘?のようなモノが刺さっていました。
そして、ツールケースの中で約3年眠り続けていた古(いにしえ)のチューブとCo2ボンベを召喚。
(巻いていたサランラップは劣化していてポロポロになってました)
チューブを入れ換えます。
Co2ボンベをセット…
こうか!?!
Co2ボンベの使い方が解らねぇ。
いつもならだいたい感覚でやってしまう僕ですが、一度Co2ボンベを空気中にバラ撒き、琵琶湖のてっぺんで絶望した経験があるのです。
これ↓
ここは、説明書を見ることにします。
空気を入れることに成功。
無事に完了し一安心。
しかし、影一つ無い灼熱のぞうの駅。
空っぽのボトル。
僕達は干からびそうになっていました。
水分を補給するべく、自販機を探しに走るのでした。。。
三方五湖編へ続く……
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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