弾丸!和歌山ライド!その2(千葉山編)
前回の続きです。
https://peasandcarrots.hatenablog.com/entry/2021/01/15/224210
あらぎ島を断念した僕は、本日のメインディッシュである
千葉山
へ向かうのでした。
千葉山へ
カモシカ峠を下り、エビのスープで手を解凍し、自転車を走らせます。
横はミカン畑!
広くて気持ちのいい道路を走って行きます。
川沿いに出ました。
川沿いもまた、気持ちがいいですねぇ。
あっという間に、千葉山のスタート地点へ到着!!!!!
あの山の上の風力発電の所辺りまで登ります。
念願の千葉山
YouTubeや、ネットで観ていた念願の千葉山ヒルクライムのスタートです!!!!!
いやー嬉しい!
嬉しいですが、僕の自転車で行ってみたい所リストの一つが消え、少しだけ切ない感じもあります。
まだまだワクワクは尽きません!
千葉山は下から見る感じでは、
といった具合ですが、黙々と登って行きます。
もはや、山全体がミカン畑です。
暫く登るとだんだん絶景になってきました!!!!!
今日、早朝から走っていて、ずっと思っていた事があります。
それは、
ちょいちょいミカン落ちてる。
さすが、和歌山。
路肩で哀愁を漂わせ、転がるミカン。
道路で無惨に潰され、飛び散ったミカン。
これが、この辺りの日常の風景なのでしょうか??
この辺で育った少年少女達は、落ちているミカンを見る度
と故郷を思い出すのでしょうか??
だとしたら、なんだか素敵だなぁ。
そんな、事を考えながら登っていると…
轟音が!
段々大きく、迫ってくる轟音。
「どんなスポーツカーがどんなスピードで登って来るんだ?!」
危険を感じた僕は、出来るだけ左へ寄…
軽自動車ー!!!!!
まさかの軽自動車でした。
いや、エエ音出しすぎやし、めっちゃ速いし……
とりあえず、跳ねられなくて良かった。
高度はどんどん上がり、どんどん絶景になってきます。
自分が登ってきた道がずーっと続いているのが見え、まるでジェットコースターの様です。
そして、そのジェットコースターのレールを眺めながら「ローディーさん登ってけーへんかな?」とワクワクしますが、全然現れません。
というか、この日一度もローディーさんを見ていません。
人気スポットのハズなのに……
この極寒のせいなのか?!
みんな家でコタツでミカンなのか?!
答えは不明ですが、ベンチが設置されている「ここが一番の絶景ポイントですよ」的なポイントに到着!
帰りに寄ることにし、まだ奥へ進みます。
「このベンチまで来たという事はそろそろゴールだな?」
と思い登っていくのですが
長くない?!
絶景ベンチポイントを過ぎてからずいぶん登った気がしますが一向に現れないゴール。
一体どこがゴールなんだ?!
まさかもう過ぎているのか?!
どんどん絶景は遠くなっていきますが、とりあえず登っていくと、分岐点が!
直進と右折の二択です。
直進は登り。
右折は平坦。
直進だ!!!!!
しかし、明らかに違うっぽかったので地図を確認すると……
引き返し、ゴール!!!!!
折角なので、青矢印(上画像参照)の道へ行き、真の千葉山の山頂を目指す事にしました。
少し下り、再び登ります。
坂を登りきると……
アウトぉ!
あらぎ島に引き続き、再び雪で断念です。
また、あらぎ島とセットでリベンジしたいと思います。
このまま、あっさり下るのもアレなんで、右の脇道へ入る事に。
並んだ風車がイイカンジですね。
「この雪はギリアウトじゃない?」というコンディションの脇道を登って行きます。
意外と滑らない!
風車が近くなってきました。
すぐ下まで来ました!デケェ!
「指が写りこんでしまった!」ってレベルじゃないほど指が写りこんでしまいました。
右を見渡すと…
海南方面の景色がうっすら見えます。
風車の広場的な所に辿り着きました。
風車と自転車を撮ります。
風車と道を撮ります。
風車めちゃカッコエエやん?
高くそびえ立つ白い柱!
力強く回るブォンブォン回るハネ!
真下で見る風車は想像以上に圧巻で
そのまま、直進するとさっき間違えた道へ出ました。
下る前にまた脇道を発見したので、撮ります。
そして、下ります。
千葉山下山&撮影タイム
「ヒルクライム中は脚付してはいけない!」という想いがあったので、撮影はGoProのみでした。
なので、下りながらベストフォトスポットを探し、ベストフォトを撮ってやろうと思います。
折角なので、出来るだけ僕の記憶に爪痕を残してやろうと脇道へ入りますが、ただの広場でした。なんにもありません。
あっという間にベンチの所まで来ました。
撮ります。
角度を変えて。
少し下り、別のスポットで撮影。
良いんじゃない?!
自転車も入れます。
うーん。
ガードレールがすこぶる邪魔ですな……
別スポット発見。
ガードレール邪魔やなぁ!!!!!
無かったら、無かったでめちゃめちゃ危ないけれども!!!!!
ガードレールに阻まれるベストフォト。
「どこで撮ろうが、ガードレールは不可避やなぁ」と思っていた所…
ガードレールの無い場所を発見!
自転車と!
角度を変えて!
標高は下がってしまいましたが、千葉山のウネウネ道を感じられるフォトでは無いでしょうか?!
このフォトを千葉山マイベストフォトに決定!
こうして、千葉山ヒルクライムは終了しマイシェルター(車)へ帰還するのでした。
本日の記録
千葉山ヒルクライムの感想
まず、思ってた以上に長かったです。
もっと地図を凝視しておくべきでしたね。
やはり、景色は最高で流石は
斜度的にもしっかり登り応えがあるので、特に自転車を始めたばかりの人は凄い達成感を味わう事が出来ると思います!
普段僕が登っている様な峠とは雰囲気が違い新鮮でした。
そして、是非風車を観に行って欲しいです!
(まぁずっと本音なんですが)
最初のカモシカ峠が大自然だった事もあり、千葉山はなんだか人工的に感じました。
https://peasandcarrots.hatenablog.com/entry/2021/01/15/224210
一人で登るより、皆で登った方が楽しい峠。
そんな千葉山は「峠界のテーマパーク的存在」だなと思いました。
僕はもう少し哀愁というか、アドベンチャー感がある峠の方が好きですね!
次千葉山を登る時は誰かと登りたいなと思います!
番外編(その後)
午前10時過ぎに車へ戻ってきた僕は自転車を片付け、早めのお昼ご飯&お風呂を頂くべく、車を走らせました。
目的のお風呂のオープンは11時。
その導線で良さげなラーメン屋を発見。
ラーメン屋のオープンも11時。
ラーメン屋にナビをセットし、下道での到着予想時間をチェックすると…
10時56分…つまり…
超ジャストタイムやん
そして、予想通りの時刻に到着!
中華そば 楠本屋 | 和歌山県海南市にある中華そば
僕の前に三名並んでいました。
11時ピッタシにお店がオープン!
ぞろぞろと中へ入って行きます。
「ラーメン屋か?!」という程のエエ声のジェントルメン兄さんが丁寧に案内してくれます。
まるで、黒執事のセバスチャンの様なオーラです。
カウンターの端へ座りメニューを拝見。
先に入っていった三名は皆
この流れで、僕も豚そばを頼もうとしたその時!僕の中のもう一人の僕が叫びます!
自分を見失うんじゃねぇ!
良く考えろ!
おめぇチャーシューにはそれほど興味ねぇだろう!
アブねぇ周りに流されてしまう所だったぜ…
しかし、このメニューにある
稲荷寿司、巻き寿司、鯖寿司の三種類が置かれています。
ジェントル兄さんが持ってきてくれました。
めちゃめちゃ姿勢が良くてカッコエエす。
まるでラーメンが神様への貢ぎ物かのようだ…
寿司の事を聞いてみると、
それでは、両方頂きます。
めちゃくちゃ旨いやん。
やはり和歌山ラーメンは最高です。
鯖寿司も大変美味しかったです。
一心不乱に完食し、サッと会計へ。
ジェントル兄さんが僕に聞きます。
初めてのシステムで、少しハニカミながら
味!迅速な対応!高級素晴らしい接客!
全てが最高なラーメン屋でした。
次はお風呂へ!
マリーナシティにある。
【公式】紀州黒潮温泉 | SPA KISHU KUROSHIO
ここは海を見ながら露天風呂に入れるという魅力的なお風呂なのです。
汗で気持ち悪くなっていたサイクルジャージ一式を脱ぎ捨てお風呂へ!
ライド後のお風呂はホントに最高です。
クッと体を暖める為、サウナへ!
先客の方々がどんどん出ていく中、鎮座し続ける僕。
相当冷えきっていたのか、この日の僕の体はサウナにめちゃめちゃ強くて、いくらでも耐える事が出来ます。
そんな中
と、ブレスボイスを発し、自分との激戦を繰り広げる横のオジサン。
まるで、ヒルクライムのレースを観戦している気分です。
僕はそんなオジサンを見て「こんな人こそ自転車に乗るべきだ!」と強く思うのでした。
紀州黒潮温泉でさっぱりした僕は、車に乗り込む前にハッ!とこう思いました。
駐車場のすぐ横には「黒潮市場」「紀ノ国フルーツ村」があります。
まずは紀伊国フルーツ村へ!
色んなお店の色んなミカンがズラーっと並んでいます。
色々ありすぎてテンパりそうです。
とりあえず、一発目に試食したミカンが最高に美味しかったので、これに即決!
こんだけ入って…
安すぎるでしょう。
見てください!僕の左手人差し指を!
こんなに変形する程の重量なのです。
ミカンが大好きな子供達の反応が楽しみです。
お次は黒潮市場へ!
色々な魚介類が売っています。
なんか旅行に来た気分がしてワクワクします。
悩んだ結果…
サンマを購入!
なんか、青空レストランで紹介されたやつらしいです。
嫁の反応が楽しみだ。
こうして、帰宅!
子供達はミカンに大喜びで、ドカドカ食べ、僕と嫁は一緒に「うめぇうめぇ」とサンマを食べました。
雪に阻まれた今回のライドでしたが、必ず再チャレンジしたいと思います。
その時は、生石高原にも行ってやろうかと!
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