マメとニンジン

ロードバイクと僕

十三峠 VS 折り畳み自転車!!

先日、折り畳み自転車を購入致しました。

そして、舞い降りてきた野望…それは




「こいつで十三峠を登ってみたい」


f:id:peasandcarrots:20200914075639j:plain:w400

当日までの流れ

先日、通勤中に突然

「○○さーーーん!!!」
と僕の名前を呼ぶ声が聞こえ、振り向くと、そこにはご近所自転車フレンズ「たかお君」が。

彼は「折り畳み自転車」に股がり通勤しており、僕の自転車のラチェット音で気が付いたらしいです。
自転車人ですなぁ。


途中まで一緒に通勤する中で、「俺も最近折り畳み自転車買ってん!」などと話し会社へ向かいました。

その翌週、一緒に堺浜早朝ライドへ。

↓これです↓


このライド中、彼にこう聞いてみました。


「今度、折り畳み自転車で十三峠登らへん?」


たかお君
「僕もやろうと思ってたんす!やりましょ!」




まさかの

完全一致!



こうして

「折り畳み自転車 VS 十三峠」

が決定しました。


そして、決戦の前日連絡をします。

「明日の早朝、ミニチャリ十三峠いかね??」


たかお君
「チェーンに油つけときます」


やる気満々やんか。




迎えた当日。

朝6時30分。
僕の自宅で合流、峠へ向かいます。

朝の空気を感じながら、ゆるーく会話、これぞポタリング



「このチャリシートポストの限界線ギリギリまで上げても、サドル低いねんなぁ。」
「膝痛めへんか心配やわぁ。」


たかお君
「僕、限界線以上あげてますよ!ちょっとしか止まってないんで、ミシミシいいますけどね!笑」




危な!



それを聞き、僕もシートポストを限界突破させる事にしました。
※ほどほどに。



途中コンビニに寄り、アクエリアス950mlとパン二個を購入。
頂上にてパンを食べたかったので、前カゴへイン!
前カゴめっちゃ便利ですねぇ。

忘れないうちに、サドルを限界突破させます。
f:id:peasandcarrots:20200915123947j:plain:w400



そしてここで、たかお君の折り畳み自転車紹介です。
f:id:peasandcarrots:20200914123535j:plain:w400
ホームセンターコーナンのブランドLIFELEXsouthernport製。
マイヨ・ジョーヌな黄色のボディ。
カゴは無し。

なんかパッと見、僕の自転車より少しだけ大きい気がしますね。

フロントブレーキが右に寄っていて常に左のパッドが擦れてる状態だったらしく、インシュロックで無理やり左へ引っ張り、リムへ当たらなくしている様です。

ん~~DIY

下りの高負荷でインシュロックが切れない事を祈ります。




ん?
チェーンがちょっと伸びて「ダル」っとしてますね…


えーっと……







シングルスピードやん。



変速無しの自転車で十三峠?!




心配になった僕は

「これイケるか?!」


そう訊いた所。



「イケると思ってるんですけどねぇヽ( ゚∀゚)ノ」

と、軽めの返事が返ってきました。





登坂が楽しみです








登坂開始

スタート地点に到着し、一応タイムも測ろうとStravaを起動。
目標は

「足付きなし」

さぁスタート!!
軽快に登り始めます。
f:id:peasandcarrots:20200915124247j:plain:w400


たかお君のペースが速く

「速いってぇー!!」

と、叫ぶ僕。


ペースを合わせ一緒に登って行きます。
そこで、彼はこう言いました。

「これ行けたら、次は暗峠ですね!」




狂っとる。





暫く進むと、欧米系のイケメン兄さんがランニングで降りてきました。
f:id:peasandcarrots:20200915160950j:plain:w400

「Are you insane?(正気か)」

と言わんばかりのニヤニヤ顔でこちらを見つめてきたので、軽く会釈します。
僕的にはランニングで十三峠の方が幾分クレイジーだと思いますが。


最初の絶景ポイント。
今日は特別素晴らしいです。
f:id:peasandcarrots:20200916075607j:plain:w400

言い忘れていましたが、もうこの時点で

ヒィヒィハァハァです。

前方を走るたかお君も随分と厳しい様子で、立ち漕ぎ(ダンシング?)を頻繁に織り交ぜています。



ここで、彼に質問。


「この感じで、暗峠行けると思う??」


たかお君

「浅はかでしたね。」


一同爆笑



ゆっくりですが確実に進んで行きます。
f:id:peasandcarrots:20200916123138j:plain:w400


約半分地点を通過

ここから少し勾配が緩くなるゾーンです。
f:id:peasandcarrots:20200916123120j:plain:w400

全力で体を休めます。

この日はホントにクリアな視界で、木の隙間からチラッと見えた景色に
「うわ!あれ明石海峡大橋ちゃん?!」
と興奮する僕に対し、


「見えへんっす」
「なんにも見えへんっす!」
「なんにも見えへんっす!!」


と繰り返すたかお氏。



そうです、彼はギリギリの戦いをしているのです。


シングルスピードやもんね。



その後、3名のローディーさんに追い越されます。
f:id:peasandcarrots:20200917075812j:plain:w400
お互いに挨拶を交わし、追い越され際に半笑いで

「凄っ!」

と言う言葉が聞こえて来ました。

メンタルが少し回復。

後ろで戦う彼は

「根性っす…」

と静かに答えていました。

約3/4地点通過

水呑み地蔵駐車場まで来ました。
ここで、体力を回復すべく少しグルグルと回る事に。


何かを呟きながら下っていく彼。
f:id:peasandcarrots:20200917100756j:plain:w400
そのまま帰ってしまうんじゃないかと思いましたよ。


さぁここからラスト!!
あと1/4!!!

時々、「あ"~~」とか「え"~~」という「変な声」を出しながら、ここまで登ってきたたかお君。
たまにその声がマスオさん(byサザエさん)に聞こえ、僕の笑いのツボを刺激します。


だんだんと勢いを増してきた「変な声」に

「そろそろ体爆発するんちゃうか?!」

と思った僕は


「ホンマヤバかったら、降りて休もうな!!」

と声を掛けた所


「いや、、、だぃじょょうぶっす!!」

と答えるたかお氏。


そう言うと思ったよ……


フィジカルの限界が来た時は仕方ないと思いますが、メンタルでは

「絶対に諦めない」
彼はそういう男なのだ。


頂上はすぐそこ。

f:id:peasandcarrots:20200918055213j:plain:w400

標高が上がにつれ、勢いを増し、ピークに達した

「変な声」

同時に、顔を出す頻度が格段に増えた

「マスオさん」


僕はもう

笑いを堪える事が出来ません。


「その声アカンってぇー!」と爆笑しながらペダルを踏みつけ、進みます。
※たかお君。笑ってゴメン!



「ちょっと見えたぁ!!!」

と叫ぶマスオさん。


僕も負けじと

「もうちょっとぉ!!」
と声を掛け一同を励まします。


最後の力を振り絞り頂上の駐車場まで駆け抜け、ついに………


ゴール!


崩れるたかお氏。
f:id:peasandcarrots:20200917124202j:plain:w400

二人とも無事に目標の

「足付きなし」
を達成する事が出来ました!!
因みにタイムは
32分36秒
でした。



記念撮影します。
f:id:peasandcarrots:20200918052533j:plain:w400
別ポジションで。
f:id:peasandcarrots:20200918052541j:plain:w400

凄くいい写真だ。

駐車場に座り込みパンを食べながらお喋り。
f:id:peasandcarrots:20200918055605j:plain:w400



帰る

十分お喋りをしたので、帰ります。
スピードの出しすぎには気を付けないといけません。
f:id:peasandcarrots:20200918122803j:plain:w400
f:id:peasandcarrots:20200918122808j:plain:w400
f:id:peasandcarrots:20200918122815j:plain:w400

めちゃめちゃ楽しい。

ロードバイクダウンヒルするより楽しいと感じてしまいました。

そして、あっという間にスタート地点です。

その後、普段通らない道を通ってゆるーくポタリングし、僕の自宅前で少し話し解散しました。


無事帰ってこれて、なによりです。


最後に

折り畳み自転車で十三峠を登った感想ですが………

めちゃめちゃ楽しかった。

そして、
キツイ

ロードバイクが優れた乗り物なんだ言う事を痛感しました。
しかし!
不思議な事にロードバイクで初めてこの峠を登った時程キツくは無かったのです。
※たかお君も同意見でした。(彼の十三峠ファーストアタックマジで見たかったです。)


峠に対する免疫が付いた&フィジカルが向上したからなのか?
とりあえず、強くなった気がしてめちゃ嬉しいです。

それと、ロードバイクの時より「体内斜度センサー」が敏感になった感じで、勾配が変化する度ダイレクトに体への負担として伝わって来ました。



約30分間という短い時間の中に、色々な事が詰め込まれた、とても濃い時間でした。

後半、目の前で行われていた、

「絶対に諦めない男の戦い」

に僕は感動すらしていました。

もはや、ドキュメンタリーです。

たかお君!感動をありがとう!!

ホントにめちゃめちゃ楽しかったです。


やっぱりチャレンジの向こう側にはいい景色がありました。
また、初めての事にチャレンジしていこうと思います。


おまけ

たかお君との別れ際、彼はこう言い去って行きました。

「実はこの後11時から別の人と十三峠登る約束あるんすよー」





「ヤッバ」




↓ポチっと押して貰えると喜びます。
にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村