マメとニンジン

ロードバイクと僕

僕が読んだ、自転車漫画紹介!(後編)

後編スタートです!
↓前編はこちらから↓


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早速行きます。

のりりん

(全11巻)

【ストーリー】
自転車を嫌う走り屋仕様の車に乗った男「ノリ(丸子一典)」が免許取り消しをキッカケにロードバイクに出会い、だんだん自転車に目覚めていくストーリー。


【キャラクター】
ヒロインの自転車大好き女子「輪」ちゃんがめちゃ速いですが、それ以外は普通のピーポーです。
ヒロインのお母さんが自転車マニアで、いろんな事を教えてくれます。
あっ、良く考えたらお母さんも普通じゃありませんでした。


【面白さ】
「チャリ野郎!ウロチョロ走りやがって!!」と自転車を嫌っていた人間が、どうゆう心理で自転車にハマっていくのかが描かれていて「自転車の楽しさ」、「面白さ」が詰まっています。

弱ペダやオーバードライヴなどの面白さは人間ドラマ的な部分が強い一方、この漫画は自転車そのものの魅力を全面に出しています。
例えば、主人公が最速仕様のTIME RXR Ulteam乗りと戦う事になってしまった場面。

決戦の朝ヒロインのお母さんが謎の自転車を持って登場し、ノリに言います。
「去勢されていないモンスターマシンよ」
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さらに言います。
「去勢されていない旧型が、去勢された新型(TIME RXR Ulteam)に対抗できないか、試してみましょう」

どうでしょう?
「なんなんだその自転車は?!」
とワクワクしませんか?


【自転車ハウツー要素】
ハウツー度はめちゃ高いです。この漫画でいろんな事を知りました。
先ほどの去勢前の自転車の話もそうですが、「スローピングフレームを開発したのはジャイアント」だとか、「カーボンフレームが主流になってから、設備のないイタリアの工房などを守るためUCIが自転車の形を規制した」など、至るところに情報が詰まっています。
ページをめくる毎に詰まってます。


【自由感想文】
これから自転車を始める人、最近始めた人が読んでおいて損はない漫画だと思います。
読みやすいロードバイクの教科書的な漫画です。

お母さんの名言

「男は30越えたら自転車ね」







次!






はやめブラストギア

(全8巻)

【ストーリー】
女子高生の自転車大好きはやめちゃんが色んな場所(峠など)の王と戦いながら、8年前に突然失踪した元最速ロードレーサーの父親を探すという、「なんじゃそら!」って感じの新感覚自転車バトル漫画です!


【キャラクター】
王達がメインですが、途中で忍者が出てきたりなど、凄いです。
王達の個性も凄くて、レースでそれぞれのぶっ飛び技を使います。かっ翔びです。


【面白さ】
様々な場所の王と戦い勝利すると「新しい王になる&王のパーツをひとつ奪える」負けると「ひとつパーツを奪われる」「デストライド」というレースを中心に話が進むのですが、途中から「これはもはや、コメディなのか?」と思わせるぶっ飛びぶりが面白ポイントです。
きっと「アホやん」と言いたくなるでしょう。
オーメストグランデという謎の超高性能パーツが存在し、その開発に「オーメアウト」という必要ならば人体実験もやるという組織が出てきたり、壮大な話になってきます。
「アホやん」と言いたくなるでしょう。
この漫画の面白さはザ・エンターテイメントな所です。
頭を空っぽにして楽しみましょう!


【自転車ハウツー要素】
はやめちゃんの自転車が「ビアンキ センプレ」など、実際の自転車が登場します(僕の乗ってるデローザ アイドルも出てきます)。
ですが、なにせぶっ飛んでるので、こっちの現実世界で役にたちそうなハウツーはあまり無いかもしれません。
2020.05.06ちょっと読み返してみた結果、結構ハウツー要素ありました!!

【自由感想文】
実を言うと、僕が購入した時時の最新巻が5巻で、その先からは読んでいません。笑
故に、最終どうなったのか知らないので偉そうな事は言えません。
今回ブログを書くにあたって「今何巻まで出てるんやろ?」と調べた所、最近完結した事を知りました。笑
心の準備が調い次第、後3巻購入し、ラストまで駆け抜けたいと思います。





ラスト!

スマイリング!

(全3巻)

【ストーリー】
函館に住む、14歳の関口俊太という少年が主人公。
「ツールド函館」の影響で俊太の周りはスポーツバイクブーム。
俊太もスポーツバイクが欲しいと願っていたが、母子家庭で貧しい生活の中、手にいれる事は難しく、学校の友達とサイクリングに行くときも、俊太だけママチャリで参加し、置いてけぼりな状態であった。

そんな時ある自転車屋のおっちゃんと出会い、「俊太14歳の夏」がおっちゃんと共にツールド函館に向かって走り出す!!

というお話。


【キャラクター】
俊太を中心とした、学校の友達、母親、先生、そして自転車屋のおっちゃんがメインです。
自転車屋のおっちゃんは「世界で戦ったスーパーメカニック」なのです。
このおっちゃんが激アツで、俊太の自転車を改造し世界で1つのマシーンにします。


【面白さ】
この漫画の面白さはヒューマンドラマにあります。
俊太の純粋な「自転車が好きだ」という想いに胸熱です。
そして、その想いが自転車のおっちゃんの心を動かし、おっちゃんの人生をも動かします。


【自転車ハウツー要素】
僕は脚質について「スプリンター」「クライマー」「オールラウンダー」ぐらいしか知らなかったのですが、その他にも「ルーラー」「パンチャー」などがある事をこの漫画で知りましたので、ハウツー要素はちょいちょいあります!


【自由感想文】
この漫画は原作が小説で、僕は小説を読んでから漫画を読んだのですが、小説➡️映画などでありがちな、「全然内容ちゃうやん。」って事もなく、ちゃんと描かれています。
3巻完結でお手軽に自転車でアツくなれる漫画なので大変オススメです!







今後の自転車漫画について
今「シャカリキ」という漫画を読んでいまして、読み終わったら「かもめ☆チャンス」、「はやめブラストギア(の続き)」は読もうかなと思っております。





以上!!



いかがでしたでしょうか?
モチベーションをあげるために漫画を読むと言うのはかなりアリだと思います。


新型コロナウィルスの影響でなかなかライドへ行きにくい状況だと思います。
この自粛期間中にライドへ行く人、行かない人。
それは個人の自由だと僕は思っておりますが、どうでしょう?
この自粛期間にモチベーションを上げまくり、騒動が落ち着いたその時…

全解放!!
うぅぁあぁーー!!!!!
というのは。
きっと、今以上に自転車を好きになれるような気がします。







因みに僕は
「早朝山一本だけ行ってもエエかな?」
と嫁に確認したところ
「行ってもええけど、帰ってくんなよ」
との返事を頂きましたので。
大人しく子供達とお家で踊ろうと思います。



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