インナーチェーンリング!塗る!
楕円形インナーチェーンリングが欲しい。
楕円形インナーチェーンリングとは名前の通り真円では無く楕円形なのだ。
ヒルクライムに効果的らしく、踏むべきポイントだけ重く、踏まなくていいポイントは軽くなる。
そんな代物らしい。
いろんなメーカーから楕円形チェーンリングが出ていますが、個人的には
の2択かなと思っている訳です。
いや、やはりスギノのスーパーヒルクライムがいい。
一周回って名前が最高です。
「あれ?それ、もしかして楕円??」
と誰かに聞かれた時
「そうやで。スギノ、スーパーヒルクライムやで( ゚ー゚)」
と答えたい。
そう、言いたいが為に欲しい。
しかしスギノのスーパーヒルクライムは34tと32tのラインナップとなっており、キャパシティの関係から僕の装着している52tのアウターとの組み合わせは非対応となっていて、こいつを装着するにはアウターチェー
んなこたぁひとまず置いといて!
このインナーチェーンリング
赤いのです。
※黒とかもありますが。
クランクの隙間から覗く赤
めっちゃええやんか。
もう、すこぶる赤にしたいです。
楕円も気になりますが、赤の方が断然気になります。
しかし、こいつなかなかいい値段なのです。
赤の為にこのプライスはちょっとね…
他にも赤のチェーンリングを捜索しましたが、見付かったものは全てMTBのクランクの物です…
そこで閃きました。
「無かったら作ったらエエねん。」
「塗ったらエエねん!」
塗った先人がいるのかネットで調べます。
そんなに多くはいませんでしたが、居ましたよ。
僕と同じ思考回路の人が。
先人の経験をひとまず吸収したので、
ラッカーでいきますよー。
タミヤが粒が細かくていいらしいです。
鉄にもタミヤがいいらしいです。
ギリミニ四駆世代なのでめちゃくちゃ懐かしいです。
肉抜きしすぎて、もはや何か分からなくなってしまったビクトリーマグナムが懐かしい…。
コブラっていうモーター速かったなぁ…すぐに焼けたけど…
赤に塗る場合、ピンクのサーフェイサー(下地)を使うと発色が良くなるらしい…
ここで思い出しました。
子供と一緒に観ていたトーマスの話で、ジェームス(赤い機関車)が色を塗り直す場面で下地にピンク色を塗っていた事を!!!
とりあえずピンクのサーフェイサーは使うとして、赤をどれにしようか…
赤だけでもめちゃ種類があります。
色サンプルを眺めてみますが、いまいち違いが解りません。
もう、ネーミングで決める事にしました。
そして、バッチリの奴を見付けました。
イタリアンレッド
これだ。
DE ROSA はイタリアンなので、即決です。
タミヤ スプレー No.08 TS-8 イタリアンレッド 85008
タミヤ メイクアップ材 ファインサーフェイサーL ピンク 87146
クランクからインナーチェーンリングを外します。
カッチカチに付いてるかな?と思いきや以外と簡単に外れました。
パーツクリーナーで油分を拭き取り綺麗にします。
歯の部分に塗ってしまうと、
チェーンに削られて塗装が剥がれて、
チェーンに赤い塗装が付いて、
チェーンの中にも赤が入り込んで、
なんかもう
( ゚_ゝ゚)
こんな顔になることは簡単に予想できたので、
チェーンがかかる歯の箇所は色が付かないようにマスキングテープを貼っていきます。
まぁいいんじゃないかい?!
そして、サーフェイサーを
ハイ!
車に転がっていたアンパンマンの砂遊びおもちゃが目に入り、ドッキングさせると…
ジャストやんか。
ミラクルフィットです。
これで上面も下面も同時に乾かす事が出来ます。
それにしても、ドッキングさせた途端にアンパンマンからの狂気を感じるのは僕だけでしょうか?
何でも下地が大事だと思うので、入念にピンクを塗り込みます。
溝の箇所がなかなかピンクになってくれなくて苦労しました。
「助さん!格さん!もぅいいでしょう!」
ってぐらいになったので、いよいよイタリアンレッドのお出ましです。
ハイ!
真っ赤です。想定の7倍ぐらいの赤。
発色が良いにも程があります。
僕が今まで見てきた赤の中で一番赤いんじゃないかなと思います。
何度かの重ね塗りを経て
完成!!
そして、一番楽しみにしていた瞬間
マスキングテープを剥がします。
わからん!
これが完成度的にどうなのかは、わからん!
一つ言えることは、
サーフェイサーを入念に塗りすぎて、マスキングを一部貫通してしまった。
と、いう事です。
「助さん!格さん!もぅいいでしょう!」
のタイミングは、もう既に時遅しだったのですね……
もう一度塗装剥がして、最初からやり直すチャクラは残ってないのでクランクに取り付けます。
ハイッ!!
自分でやったにしては、上出来なんじゃない?!
遠目で見る分には問題無いんじゃない!?
いよいよ自転車に取り付けます。
ハイーーッ!!!
奇跡的に虹みたいなのが写り混みましたが、どうでしょうか?!
じっくり見られると恥ずかしいですが、
パッと見る程度では「イイカンジ」
だろう。
と、ジャッジしました!!
足元に赤が少し入ることによって、全体が明るくなり、芸術得点が3程上がった気がします。
この方法なら赤だけではなく、色んな色に出来ちゃうので、可能性は無限大なのです。
仕上がりにストイックでは無い方!
お試ししては如何でしょうか?!
そして、
「あれ?それ、もしかして楕円??」
と誰かに聞かれた時
「違うよ?タミヤ、イタリアンレッドだよ?」
と答える事にします。
スーパーヒルクライム
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