ZONDAのハブをグリスアップ!効果はいかに?!
カンパニョーロのゾンダを購入してから約1年3ヶ月、一回もメンテナンスしたこと無かったので重い腰を上げ、夜な夜なチャレンジしてみました。
大きな音を出そうものなら、子供達が起きてしまい作業は即終了というサブミッション付です。
早速始めます。
自転車を裏返し、先ずは簡単な前輪から攻めることにしました。
前輪を取り外しま
その前に!
恒例の回転時間を計測をします。
裏返した自転車の右側から、スポークに指を掛けて(2時ぐらい)指がフォークに当たる所まで軽く回します。
そしてフォークに当たると同時に計測開始、ホイールが完全に止まったら終了です。
結果発表
良いのか、悪いのかはわかりませんが
最後の20秒ぐらいでホイールが逆回転しだしたので、バランス調整をしてあげた方がいいのかもしれません。
前輪を外し、クイックリリースを外したら、左右に5mmの六角穴があるので、レンチを左右一本づつブチ込み反時計回りでゴー!!
結構硬いので、
「フンッ!」
といきました。(もちろんサブミッションを忘れずに)
それから、玉押しのナットを外すと後はシャフトを抜き、ベアリングのシール、ベアリング、と外します。
シャフトが固着?というかハマり込んでいたので、マイナスドライバーの裏で「コンッ!」っと叩いたら抜けました。(ここもサブミッションに注意します)
ハイッ!
あれれ??
思っていた程汚れていません。
そのままシャフトをそっと戻し、無かった事にしようかなと思いましたが、せっかくバラしたので綺麗にすることにしました。
こいつを試してみたかったのもありますが。
AZ(エーゼット) BGR-004 自転車用 セラミックグリス ボロンナイトライド配合 50g 自転車グリース BG083
パーツクリーナーを吹き掛けウエスで拭き取ります。
ピカピカになりました。
そして、バラした逆順で組み付けます。
ベアリングにグリスをつけ(綿棒を使いました)、シールを嵌め込み封じ込めます。
シール用の溝がうっすらあるので、そこへ片方嵌め込みピンセットで対角を押し込むとパチッと入ります。
グリスの量は適当です。勘で行きます。フォースです。
玉押しのナットだけ仮締めの状態で前輪をフレームに取り付け、ガタがギリ無くなった所を探り固定します。
指先に意識を集中させます。フォースを使います。
そしてお待ちかね
タイム計測です。
どうなんだこれは?!
いいのか?!微妙なのか?!
わっかりませんが、
とりあえず、約10秒長く回る様になりました。
作業時間は大体40分程かかりましたが、想像していたより簡単で特に苦労するポイントはありませんでした。
この流れで後輪も始めます。
前輪と違う所はフリーボディが付いている事ですが、それ以外の基本的な構造は同じです。
バラします。
ドン!
左側は前輪と同じぐらい綺麗な状態だったのですが、反対のスプロケット側はかなり汚れていました。
これはやりがいがあります。
前輪と同じく、パーツクリーナーを吹き掛けウエスで拭き取ります。
ただ、後輪は汚れていたので部屋の中での作業には注意が必要です。
掃除完了
前輪と同じくグリスを塗って組み付けます。
フリーボディの箇所はグリスの種類、量でラチェット音の大小が決まるらしいですが、僕は特にどっちでもいいので、感覚で塗ります。そう、フォースを使います。
そしてフレームに装着し、前輪と同じフォースで玉押し調整をします。
そしてお待ちかね!タイムを計
ビフォー計るんワスレテタ!
イージーミスです。
アフターだけ計ってもむなしいので計測はスルーしますが、せっかくなのでちょっと回してみました。
が、予想より音が大きくサブミッション達成が危ぶまれた為すぐに中止です。
途中、6角のアーレンキーを落とし
「チャリーン」
と言う音が響き渡った時にはゲームオーバーを覚悟しましたが、何とか無事作業終了出来ました。
作業時間はトータル2時間かからないぐらいでした。
ぐっすり眠ってくれていたBOY&GIRL&嫁ありがとう愛してるぜ。
乗ってみた感想
なんとなくスムーズになった気がする!
多分これはプラシーボ現象で間違いないでしょう。
ラチェット音は静かになりステルス忍者仕様になりました。
「めっちゃ良くなった!」
などの効果は無かったのですが、
すごく清々しい気分になりました。
これからも年1ぐらいで、やろうと思います。
フォースと共にあれ。
追記
約1週間程(距離にして100kmぐらい?)走りましたが、
ステルス忍者仕様は終わりました。
グリスアップ前に比べると、音は少しだけ大きくなり、音質が軽くなった(高音寄りになった)感じがあります。
重要な使用感ですが、僅かではありますが、確実に良く回るようになったのを感じます。
惰性の時にふと感じます。
回転が渋いなと思った頃また追記したいと思います。